2017年度

「献血×謎~謎解きは献血の間に~」を実施しました

2017年07月05日

2017年度

2017年6月6日(火)、市ケ谷キャンパスにて東京都赤十字血液センターの山内美江氏を講師としてお迎えし、課外教養プログラムプロジェクト(KYOPRO)スタッフとボランティアセンター学生スタッフ(VSP)が協力して「献血×謎〜謎解きは献血の間に〜」を実施しました。

献血は学生が身近に感じることのできるボランティアの1つであり、また、血液の性質上常に行う必要があります。しかしながら血液は常に不足しているのが現状です。私たちはその理由として「献血そのもの」にハードルの高さがあること、きっかけがないことがあると考えました。当プログラムは、近年若年層の献血への参加意識が特に薄れつつあることを踏まえ、本学学生に対し献血に関する講義及び体験をしてもらうことで、献血に意識を向けるきっかけを提供することを目的としました。

プログラムの前半は大学にて講義、後半は新宿にある献血ルームへ移動し、実際に献血を行いました。講義では、献血のPRビデオを鑑賞した後、「血液は本当に患者の元へ届けられるのか」「針から何かに感染することはないのか」など、献血の実情について事前にスタッフからさせていただいた質問を中心に答えていただき、学生が感じていた疑問、不安などを丁寧に解消していただきました。疑問に感じていたが知る機会がなかった事への回答をいただき、学生の感じる献血に対する抵抗感を無くすことができたように感じました。

講義が終了した後、大学を離れ新宿東口駅前献血ルームへと移動し、献血を実際に体験しました。プログラム参加者には私たち学生スタッフを含め献血を体験したことのない学生が多く、献血ルームの様子に新鮮な反応を示していました。献血までの待ち時間には、東京大学の謎解きサークル「AnotherVision」の作成したクイズに参加者一同で臨みました。ヒントをもらうことでやっと解けるほど難易度の高い謎解きはやりがいがあり、参加学生が交流する機会となったように感じます。

今回のプログラムを経て、献血について正しい知識と経験を得ることができたと思います。参加した学生には、再度献血へ参加しさらに周囲の方へも広めてもらいたいです。
【報告・KYOPROスタッフ】松石圭司(人間環境学部・人間環境学科2年)

  • 献血に関する講義を受講

  • 献血前に血圧を測る様子

  • 献血の順番が来るまで謎解き

  • 学生スタッフが参加学生の謎解きをサポート

  • 献血を行っている様子

  • 集合写真