2017年度

対立案から合意を導く合意形成術!

2017年05月18日

2017年度
日時
  • 2017年5月18日(木)16:50~20:00
場所
  • 小金井キャンパス東館1階 E101教室
参加者数
  • 11名

KYOPROスタッフによる実施報告

2017年5月18日(木)、島宗 理 教授をお招きし、小金井キャンパスで学生センター・課外教養プログラム「対立案から合意を導く合意形成術!!」を実施しました。

本プログラムは、複数の人が集まって意見をまとめる時に違う意見が出た時に、全員の納得度の高い意見をまとめることができれば、その決まった内容に対しモチベーションを高め、相手との関係も良くなり、質の高い意思決定ができるだろうと考え、以下の2点を目的としました。

  • 友人間・団体間での合意形成(質の高い意思決定の仕方)について学ぶこと
  • 合意形成の方法を学んだうえで参加した学生が実際に活用できるようになること

内容としては、企画は5,6限の時間に行い、5限の時間帯にはファシリテーションの基本的な知識やミーティング中の場づくり、発散などの合意形成以前に大切な内容を講義とグループワークを通して行いました。6限の時間帯にはミーティングの収束の方法と本題である合意形成の講義とグループワークを行いました。時間を2コマ分にしたこともあり、ミーティングの基本的な内容から合意形成まで、学生にとって身に付く企画となりました。

講師の方との打ち合わせ通り、学生主体のグループワークを多くすることができた点が、参加学生が受け身にならず、主体的に取り組める内容になったのだと思います。

最後にはこの企画で学んだことを自分なりにまとめてグループ内で発表する時間があったのですが、参加者それぞれがこの企画に参加して学んだことを発表しており、学生の成長につながっていることを実感しました。

参加した学生からは、「ファシリテーションについて多くのことを学び、本当にためになった」や「意見のまとめ方と話し合いのやり方について新たな発見があった。」という感想があり、参加学生にとっては新たな発見や知識を身に付けることができ、また自分のことを振り返る有意義な機会になったようでした。

【報告・KYOPROスタッフ】髙畑 慶(理工学部・創生科学科3年)