2017年度

心から元気に!ボディイメージ講座

2017年05月16日

2017年度

法政大学学生センター・課外教養プログラム(法政大学後援会補助事業)

KYOPROスタッフによる実施報告

2017年5月16日(火)、市ヶ谷キャンパスにてフェイシャルセラピストのかづきれいこ氏をお招きし、学生センター・課外教養プログラム「心から元気に!ボディイメージ講座」を実施しました。

当プログラムは、外観の整え方を学ぶことで心から元気になる方法を知ることを目的としました。外観を整えると心が元気になり自分に自信が持てるように、化粧をすることは「身だしなみ」や「常識」といった『他人に対する意識』以上に『自らの気分の高揚』が大きな位置を占めています。最近では、化粧行為に関心のある男性も多く、自分の外見や容姿に注意を向ける意識が高まっており、今回の講座はとても貴重な機会となりました。

プログラムの前半は講義、後半はデモンストレーションを行い、外観と心の関係についてのお話や、コンプレックスを個性として活かせるようなメイクの方法について学びました。講義では、症例の写真を見ながら、傷ややけど痕のカバーやそれにともなう精神のケアを行う「リハビリメイク」について学びました。病院では治らない病気や傷跡の相談などでかづき氏のもとに訪れてきた患者さんが良くなっていく様子や、診てもらった後に笑顔になった患者さんの写真を見て、リハビリメイクにはその人の心も変えられるような、医療とは違った大きな力があることに驚きました。次に、その場で参加者の中からモデルを選出してデモンストレーションを行いました。女子学生には今の自分の良さを活かすような化粧を、男子学生には主に化粧ではなくマッサージをすることや眉毛を整えることで印象を変えていただきました。目の前であっという間に印象が変化したことに、参加者からは大きな歓声が上がりました。プログラム終了後も多くの学生が残り、かづき氏に悩みを相談しに集まるほど盛況でした。

参加者からは、「こんなに簡単に印象を変えられるのかと驚いた」「個性を大事にしようと思えた」「男女問わず楽しめる内容だった」「技術面だけでなく考え方においても得るものが多かった」「メイクと聞いて、ただ美しくするだけだと思っていたけれど、その人の良さを活かすメイク、人の心をも動かすメイクだと知り感動した」などの声がありました。今回のプログラムは、外見を変えることで内面をポジティブにするだけでなく、何か新しい考え方・視点を持てるような機会になったと思います。

【報告・KYOPROスタッフ】髙梨真希(文学部・英文学科2年)

  • 講師による講義

  • 講義中の様子

  • メイク前とメイク後の違いに驚く参加者

  • デモンストレーションのモデルに挑戦した男子学生

  • 集合写真

  • プログラム終了後に講師へ悩みを相談する学生