1.日時
8月24日(木) 10:00~12:00
2.場所
国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)
3.参加者数
20名
2023年8月24日に、「「光」が引き出す芸術の魅力~200年間のきらめきの軌跡を見よう~」を開催いたしました。
本プログラムは、芸術の表現において非常に重要な役割を果たす「光」の効果を学ぶために企画されました。
実際に、国立新美術館で開催されている「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」を訪れ、作品の鑑賞を行いました。見学の冒頭では、展覧会の見どころを紹介していただきました。
「光の画家」と呼ばれるジョゼフ・ターナーやクロード・モネをはじめとする印象派の画家たちによる光の描写の追求、ブリジット・ライリー等の現代アーティストによってもたらされる視覚体験などが展示されていました。異なる時代、異なる地域で制作された絵画、写真、素描、キネティック・アート、インスタレーション、映像等の多様な作品を通じ、様々なアーティストたちがどのように光の特性とその輝きに魅了されたのかを知ることができました。
また、展覧会の鑑賞後には参加者同士で作品の感想を共有し合いました。その際には「光というのは見る時の感情や、見る角度によって感じ方が違う点が印象に残った。」「作品観覧 年代や表現によって光は様々な姿や印象となることに気づけた。」といった感想が共有され、参加者同士で楽しそうに対話している場面が多く見受けられました。特に、「グループワークで一つの作品に対して感じたことが人によって違うことが印象に残った」という方がいらっしゃるほど、多様な感想が共有されました。
このプログラムで学んだことを活かして、今後の芸術作品の鑑賞と理解に役立てていただければ幸いです。
【報告・KYOPROスタッフ】ハム ジュンソ(社会学部・社会学科 3年)
学生センター 多摩学生生活課
EGG DOME 2階
TEL:042-783-2152