１．日時
7月7日（金）17：00～19：00
２．場所
外濠校舎5階和室
３．講師
法政大学三曲会（本学登録団体）
４．参加者数
11名
実施報告
7月7日（金）、学生センター・課外教養プログラム「三曲体験教室-日本文化を学ぼうシリーズ-」を実施しました。
本企画は、三曲（三味線・箏・尺八）鑑賞と、体験を通じた伝統芸能に関する教養教育を目的として実施しました。
プログラムでは、本学の登録団体である三曲会が講師となり、三曲の歴史や楽器について学びました。その後、三曲会の皆さんによる演奏を聴き、箏・尺八・三味線それぞれの音色の魅力を感じました。三曲合奏では迫力のある演奏を聞くことができ、参加学生はじっくりと集中して聴いていました。暑さを忘れるような涼しげな音色に、感動した様子も見られました。
その後は、三味線、箏、尺八の3グループに分かれて、楽器の演奏を体験しました。三曲会の皆さんが参加学生について体験のサポートにあたり、楽器の演奏体験を行いました。楽しそうに話をしながら、体験をする参加学生と三曲会の学生の姿が印象的でした。なかでも尺八は初心者には難しいようで、音を鳴らそうと熱心に取り組んでいました。音が鳴る仕組みやコツについて、三曲会の学生から丁寧な解説もあり、充実した時間になりました。一番人気が高かった箏では、多くの参加学生がきれいな「さくらさくら」を演奏できたようです。
参加学生からは、「楽器を触れたのが楽しかった。雰囲気がよく前向きに取り組めた。」「三曲の体験をすることが初めてだったので、良い経験になった」「近い距離で三曲の演奏を聞くことができて、自分も実際に楽器を体験することができて、とても楽しかった」など、多くの感想をいただきました。なかには、プログラム終了後も三曲会の学生と話している参加学生もおり、本プログラムは学生同士の交流の場ともなりました。
課外教養プログラムでは、今後も日本文化についての知識を身に付け、体験を通して学ぶことのできるプログラムを実施していきます。
【三曲会代表 野吾さんの感想】
三曲体験教室では、三曲や箏・三味線・尺八の紹介から始め、三曲会による演奏の披露の後、参加者の皆さんに各楽器の体験を行っていただくというプログラムを実施しました。今年は昨年に比べ演奏時間を縮小し、各楽器の体験時間を30分に設定いたしました。私は三味線の体験を担当していたのですが、三味線の構え方や撥の持ち方、楽譜の読み方、弾き方など多くのことを参加者の方に伝えながら、曲を演奏していただくことに楽しさと難しさを感じました。学んだことを人に伝えるという経験ができ、三曲会の会員にとって非常に良い機会となりました。参加者の方も初体験の方が多い中、音がつながるように練習されていて、楽しんでいただけていたと思います。また、他の楽器の体験も、毎回参加者の方が楽しみながら学んでいる様子が伺えました。
今回の体験教室を通して、参加者の方に和楽器の魅力を知っていただけたら幸いです。体験教室にお越しいただき、本当にありがとうございました！
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三曲合奏は迫力満点でした
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尺八レクチャーの様子
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箏の体験の様子
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尺八の体験の様子
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三味線の体験の様子
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集合写真
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学生センター市ヶ谷学生生活課
03-3264-9478