書籍「海からみる江戸東京‐東京湾の過去・現在・未来」を2026年6月、法政大学出版局より刊行しました。
これは、江戸東京研究センター主催シンポジウム「東京湾シンポジウム」(2024年2月15日開催)と「海からみる江戸東京‐東京湾の歴史・現在・未来」(2025年1月12日開催)の2回のシンポジウムをもとに書籍化したものです。
著者 米家志乃布・陣内秀信・小林ふみ子 監修、法政大学江戸東京研究センター編
出版年月日 2026年6月25日
ISBN 078-4-588-78015-8
判型・ページ数 A5判・254ページ
定価 3,600円+税

江戸東京の前に広がる海。人々はどのようにこの空間を見、利用し、付き合ってきたのでしょうか。
本書は、江戸東京という都市を海の視点から捉えなおし、これまでにないダイナミックな視点で、海からみた江戸東京について、その歴史や現在、未来を考えていくための論考で構成されています。
『海からみる江戸東京‐東京湾の過去・現在・未来』
米家志乃布・陣内秀信・小林ふみ子監修 法政大学江戸東京研究センター編
【目次】
はじめに──海から江戸東京を考える/米家志乃布
I 海から江戸東京をみる視点
東京臨海部の空間史──形態・機能・意味の視点から[陣内秀信]
松平定信にとっての海[田中優子]
II 江戸東京の海──その成り立ちと変容
東京湾の海岸線[久保純子]
江戸前をつないできた東京湾の流れ[古川恵太]
III 江戸東京の海をめぐる事実とフィクション
江戸前の島をめぐる説話[小林ふみ子]
浮世絵に描かれた江戸湾と水辺[渡邉 晃]
「芝浜」論──勝五郎の海[中丸宣明]
IV 地図からみる江戸東京の海
水面下の想像の接触ゾーン──江戸湾の一九世紀地図を巡って[ラドゥ・レカ(米家志乃布訳)]
戦前の地図・海図からみる東京湾の空間認識[米家志乃布]
V 東京湾に生きる人々──過去から未来へ
東京湾を移動する船上生活者[高村雅彦]
佃島、月島、豊洲の過去・現在・未来──パースペクティブな地域デザイン[志村秀明]
あとがき/米家志乃布