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日本文学科主催「教職特別講座」を実施しました

2016年06月24日

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  2016年5月30日、6月10日、16日に「教職を目指す学生のための特別講座」が開かれました。本年は全3回の講座で、それぞれ別の講師の方にお越しいただき講義をしていただきました。
  第1回は、「これからの学校で求められる授業」というテーマで、横浜市内の中学校国語科教諭、校長などをお勤めになり、現在は、各地の教育委員会や教育センターにおける教員研修の講師を務めるほか、小学校・中学校・高等学校の校内研究・研修の助言を行っていらっしゃる、三浦修一先生に講義をしていただきました。本講義では、時代とともに変容していく「教育」というものには、未来という今とは全く違うであろう社会を生きる子供たちのための教育が必要であるということに気づかされました。具体的には、「アクティブラーニング」など、これまでの授業ではあまり取り入れられてこなかったようなものが求められ、そのことは、日本だけでなく他国でも同様だということも学びました。
  第2回は、「これからの教師に求められる資質能力」について、東京都公立中学校長をお勤めになり、現在は国立音楽大学音楽部音学文化教育学科教授として、教員養成に携わっていらっしゃる新藤先生に講義をしていただきました。本講義では、新藤久典先生とともに参加者全員が、現在の教育が抱える課題について意見を出し合いました。さらに、教師になった後に出会うどんな課題にも、真っ直ぐに向き合い、深く考えるという「熱意」が、教師には最も必要であるということを学びました。
  第3回は、現在、私立成城学園中学校高等学校国語科の教員で、同校の教育研究所所員や研究部主任を務め、主に教員の資質向上に関する研修会の企画運営や生徒の学力に関する調査研究をなさっている都築則幸先生に、「私学教員になるということ~私立学校ならではのメリットとは何か~」について、貴重なお話を聞かせていただきました。今まで我々がなかなか知り得なかった「勤務者の立場から見た公立校と私立校の違い」を、実際の調査データ等を見ながら学びました。また、中高一貫校、大学付属校のメリット、さらに、採用の状況や、求められる能力、採用に至るまでの過程など、私立校に関する、実に多くのことを学びました。
  今年度の全3回の教職特別講座では、現場経験の豊富な3人の先生方の講義を受けることができ、現在、そして、これからの「教育」に関して、多面的な意見をお聞きすることが出来ました。我々のためにご講演をしてくださった先生方に、心より御礼申し上げます。(日本文学科2年 水上智紀)