実施報告(2019年度以前)

【市ヶ谷】[東京2020応援プログラム]ボランティア学生スタッフVSP企画 「外濠の環境をまもる~浚渫工事について知り環境問題について学ぶ~」を実施しました(10/9)

  • 2019年11月12日
実施報告(2019年度以前)

「外濠の環境をまもる~浚渫工事について知り環境問題について学ぶ~」を10月9日(水)に実施し、30名の学生、教職員が参加しました。

市ヶ谷キャンパスの目の前にある外濠も東京2020オリンピック・パラリンピックをふまえ、浄化を求められています。本企画では、東京都内で外濠などの浚渫(しゅんせつ)の実績がある小柳建設株式会社の方を講師としてお招きし、浚渫工事の概要や環境問題について講義をしていただき、浚渫工事について理解した上でワークショップをおこないました。

前半の講義では、会社についてご説明いただき、外濠の河川に浮かんでいる土(ど)運(うん)船(せん)が浚渫工事のために使用されているもので、浚渫に重要な役割を果たしていることを知ることができました。また河川に蓄積した土砂を取り除く時は、臭いが発生したり、生態系を壊さないように注意したり、周囲の環境に被害が及ばないように工夫や配慮がされていることを学ぶことができました。浚渫工事を行うことにより、洪水や悪臭、放射線を取り除くといった社会貢献や環境保護・改善にも繋がっていることへの知識を得ることができました。


後半のワークショップでは、①講義を受けての感想・質問②オリンピックにむけて、取り組むべき環境問題③浚渫のPRという3つの議題についてグループごとに話し合いをしました。各議題に対して、講義を聴く以前は“浚渫”という言葉の意味がわからなかったけれど、外濠で何が行われているのか知ることができた、身近な外濠の環境保護への意見として、ゴミの分別やエコバックの利用、熱電球からLED電球への交換、浚渫工事を行う前と後の比較画像を掲示して効果を広めていく、また、浚渫を行う必要性がなかった過去の外濠の記録などを公開する、などといった考えが出ていました。

本企画を通して浚渫工事を身近に感じることができ、外濠を取り巻く環境問題について理解を深める場となりました。

ボランティアセンター学生スタッフVSP 文学部 地理学科 1年 三村 優菜

 

今回の外濠浚渫企画では、企画段階から参加をしました。

企画メンバーが全員1年生という状態で、初めは不安もありましたが、ボランティアセンターの職員のみなさんや先輩方の助力、そして何より1年生メンバーとの協力によって、企画の成功に至ることができました。

今回の企画を通して、「浚渫」をきっかけに環境問題に対する意識が深まったのはもとより、多くの人と関わる機会を得られたことも、私にとって大きな経験となりました。

ボランティアセンター学生スタッフVSP 経営学部 経営学科 1年 五味 祥紀

 

学生だけでなく、先生方を含むたくさんの参加者といっしょに環境問題や浚渫工事について考える良い場となりました。この企画を通して、河川における環境問題について、外濠という身近なところから学べてよかったです。    

ボランティアセンター学生スタッフVSP 
デザイン工学部 都市環境デザイン工学部 1年 鴨 潤矢

    

事前にライブで打ち合わせ

小柳建設担当者様からの説明

小柳建設の方がグループワークで説明

グループワークを円滑に進める企画学生

グループワークでのまとめを発表

外濠の浚渫船