実施報告(2019年度以前)
熊本地震被災地を支援する「チームたまモン」の学生5名(1年3名、2年2名)が、2月16日(土)〜18日(月)、益城町仮設住宅で子ども支援企画を行い、益城町社協さんや町内会の自治会長さんを訪問し、多くの方々と交流をしました。
2月16日(土)
<午前>
熊本空港到着。
・仮設商店街の「きやま食堂」で昼食。メニューは格安で豊富でした。
・スーパーキッドで買い出し。子ども支援に使用する物品を揃えました。
<午後>
・木山仮設団地地域支え合いセンターに到着。スタッフさんと打合せ。
木山仮設団地東集会場で子どもたちを待ちながら、会場の設営やお団子作りの準備を行いました。
時間になると子どもたちが集まってきて、みんなで作ったお団子を美味しくいただきました。
参加した12名の子どもたちは、楽しそうにお団子を作っていました。
お団子作りの後は、子ども達と外で走り回り楽しい時間を過ごしました。
2月17日(日)
<午前>
・木山仮設団地地域支え合いセンターに到着。スタッフさんと打合せ。
・熊本保健科学大学の学生5名が参加し、子どもたちの遊び支援を手伝ってくださいました。
この日は木山仮設団地東集会場でお昼から10名の子どもたちとたこ焼きパーティーを行いました。
前日に購入しておいたタコはもちろん、コーンやチョコレート、チーズやお餅など、様々な種類のたこ焼きを子どもたちと一緒に作りました。子どもたちだけでなく、学生たちもお腹いっぱいになり大満足でした。
<午後>
・昼食後、いったん子どもたちを帰宅させ、その間に学生は午後の会場準備。
・14時からは子どもたちとスーパーボールを作りや外遊びを楽しみました。
スーパーボール作りは、なかなか難しく、子どもたちは苦戦しながらも真剣に取り組みました。
水と塩の分量も、学生の力を借りつつ秤を使ってしっかり計測し、楽しそうにスーパーボールを作っていました。
この二日間が、子どもたちにとって充実した休日になったなら幸いです。
2月18日(月)
<午前>
・活動最終日、益城町社会福祉協議会の方にお話を伺いました。
現在の仮設住宅の状況や、仮設住宅への支援と変わっていく様子を丁寧に説明してくれました。
行政が現在、被災者の自立(仮設住宅から復興住宅へ)に力を入れて来ているのがわかりました。
<午後>
・木山仮設団地地域支え合いセンターに到着。
西町内会自治会長さんをはじめとする役員の方々にお話を伺いました。
現在木山仮設団地は137世帯、入居率は60%ほどだが、高齢化率は70-80%に上るのではないかという、仮設住宅で暮らす方々の実情をお話しいただきました。
・熊本空港から帰京。
ボランティアのニーズや現地大学生との連携など、課題も多く見えてきた活動でした。
今回のボランティアで得たものを、今後の活動に活かしていけたらと思っています。
ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
お団子づくり
子どもたちとの外遊び
たこ焼きパーティー
スーパーボールづくり
熊本保健科学大学の皆さんと
益城町社会福祉協議会の方にお話を伺いました
木山仮設団地地域支え合いセンターにて
活動を終えて帰路につきました