市ヶ谷ボランティアセンター学生スタッフ(VSP)は、12月22日(土)に55.58年館の掃除を実施し、大学生・教職員10名が参加しました。
大内山校舎の竣工に伴い2019年3月から55・58年館校舎解体工事が始まります。55・58年館は、戦後の法政大学を象徴する校舎であり、長年にわたり多くの学生と教職員の学び舎でした。
VSP学生スタッフは、55・58年館3階の531,532,833,834教室と廊下を掃除するボランティアを企画しました。大教室のため、床を箒で掃き、机を雑巾で拭きました。机拭きの際には競争することで、楽しみながら素早く掃除をすることができました。
廊下掃除では、床を掃いて拭き、窓枠を雑巾で拭きました。窓枠はやはり埃が溜まりやすいようで多くの埃が取れ、掃除のしがいがありました。
床拭きの際には、55・58年館の特徴である長い廊下を活かし、雑巾がけリレーを行いました。距離がある分大変さもありましたが楽しめました。
55・58年館は、まもなく60年の歴史の幕をとじることになります。
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今までお世話になってきた55・58年館への感謝の気持ちを持ちつつ、楽しみながら掃除を行いました。教室も廊下も目立った汚れは少なかったですが、今回の掃除でより綺麗になったと思います。また、私は55・58年館での授業が多くあり、特にお世話になった思い入れのある校舎であったため、この取り組みに参加できてとてもよかったです。専門必修の授業で使用していた教室の掃除をしているときには、自分がいつも使わせてもらっている机を掃除でき、嬉しい気持ちになりました。このような取り組みを今後も実施できたらよいと思います。
文学部1年 佐久間喜望
教室の床を箒で掃き掃除
机を雑巾で拭き掃除
長―い廊下を雑巾がけ
55・58年館とももうすぐお別れ