市ヶ谷ボランティアセンター学生スタッフのチーム・オレンジは11月26日(月)~30日(金)にかけて「学食企画~お昼ごはんで被災地へ~」を実施し、14名の学生がプログラムの企画に参加しました。
東日本大震災から7年が経ち、また各地で地震被害が頻発していることから、身近な学食と連携し、東北・北海道にちなんだ料理を提供し、日常生活の中で震災についてもう一度考えるきっかけを作りたいという思いで企画を進めました。
法政大学生活協同組合に協力いただき「学食企画~お昼ごはんで被災地へ~」として、フォレストガーデン、富士見坂校舎食堂(市ヶ谷)、東館食堂(小金井)、6号館食堂(多摩)の3キャンパスにて実施し、東北・北海道復興支援メニューを提供しました。
生協とミーティングや試食会を実施して「福島ソースカツ丼(福島県)」、「札幌味噌バターラーメン(北海道)」各432円の2種類のメニューを考案しました。
どちらも好評で、これらのメニューが期間中3キャンパス合わせて2,292食を食べていただけたため、企画目的の震災について考えてもらうきっかけ、並びに風化防止になったと感じております。
今後もチーム・オレンジでは震災の風化防止、防災啓発の一助となるような取り組みを行っていきます。
文学部地理学科2年 清水 遥貴
[参加学生からの感想]
・生協の方から今回の企画は好評だと聞き大成功だと思う。ただ、この企画が震災を風化させないという目的をもっと浸透させる必要があると思う。(文学部2年)
・企画で提供したメニューを食べている方を多く見かけ、好評であったように感じました。震災を風化させないことがこれからの課題になると思うので、今後もこの企画を続けていければと思います。(法学部2年)
・メニューとしての話題性はとても良かったと思う。生協の方とお話をする良い機会にもなった。(文学部2年)
・学食では学生と近い距離で震災の風化防止を呼びかけられるから続けていきたいと思った。(文学部1年)
・宣伝中、なぜこのようなメニューにしたのかを聞いてくださった方もおり、震災の記憶を風化させないという目標も達成できたのではないかと思う。(キャリアデザイン1年)
福島ソースカツ丼
札幌味噌バターラーメン
試食会を開催しメニューの検討を行う
ポスターで宣伝
チラシを配るチームオレンジメンバー
食べて頂いている様子