実施報告(2019年度以前)
「グリーンツーリズムによる被災地の地域コミュニティの形成促進」を実施しました。
市ヶ谷ボランティアセンター主催で6月13日に「グリーンツーリズムによる被災地の地域コミュニティの形成促進」を実施し、32名の学生が参加しました。
震災から7年経過し避難生活の長期化や、災害公営住宅等への移転など被災者を取り巻く生活環境が変化する中で被災者が安定的な日常生活を営むことができるようにグリーンツーリズムを活用し、地域コミュニティ形成の促進を行っている遠野 山・里・暮らしネットワークの田村氏を講師としてお招きして、被災地の今とグリーンツーリズムの活用方法についてお話をしていただきました。
また、本学OG(現代福祉学部)である田辺愛氏も講師としてお招きし、学生時代に実施した岩手県被災沿岸部と遠野市を結ぶ「地域おこしツーリズム」などの学生だからこそできる被災地の活性化について、お話をしていただきました。
参加した学生たちは、田村氏や田辺氏のお話を聞いて、今必要とされている被災地支援を学べたのではないでしょうか。
ボランティアセンターではこのような被災地の今を知り考える講座を今後も行っていきます。
参加者の感想
私がイメージしていた被災地支援は、仮設住宅での交流や雑草除去などのボランティアでしたが、被災地に活気をとり戻すには被災地の魅力をつたえ被災地に来てもらい、住民たちと交流を深め、第二の故郷だと思ってももらえるような働きかけをしていくことが重要だと気づかされました。休暇等を利用して被災地のいいところを見つけ発信していきたいです。
講師の田村氏の話に聞き入る学生たち
本学OGである田辺氏が学生時代に取り組んだ被災地支援の講演