実施報告(2019年度以前)
2018年7月5日に「東京2020応援プログラム」見えないけど見えている?ゴールボール体験教室を市ヶ谷ボランティアセンターで実施し、9名の学生が参加しました。
ゴールボールとは、戦争で目に障害を負った軍人のリハビリを目的として考えられたプログラムをスポーツにアレンジしたものです。選手全員が目隠しをし、3対3で行う球技です。パラリンピックの正式種目として2020年の東京パラリンピックでも実施されます。
今回の企画では、実際に体験する前に、世界選手権にも参加している日本代表主将の信澤用秀氏と、国際審判員で東京都ゴールボール連絡協議会の小野和人氏に講演していただきました。ゴールボールのルールについての説明だけでなく、ゴールボールを取り巻く環境や視覚障がいを持つ方の私生活に関することまで貴重なお話を伺うことができました。
ゴールボールの体験では、3人ずつのチームに分かれてゲームを行いました。視覚が使えないことの難しさや、ボールの軌道を読む面白さを知りました。ゴールボールの奥深さを感じることができたと思います。
また、信澤用秀氏のプレーを間近で見ることもでき、参加者からは驚嘆の声が上がっていました。
参加者は東京パラリンピック2020への意識が向上したとともに、視覚障がいを持つ方への理解を深めることができたと思います。
ボランティアセンター学生スタッフ(VSP) 経営学部経営学科3年
野村 英吉
小野氏からボールゴールの競技説明
ボールに入っている鈴の音をたよりにボールがゴールに入らないように守備をする
ゴールグールをした状態で相手コートにボールをなげこむ
集合写真