市ヶ谷ボランティアセンター主催で「猫たちに会いに行こう!~保護猫カフェで学ぶ動物愛護ツアー~」を実施し、24名の学生が参加しました。
保護猫カフェは、猫の殺処分ゼロを目指し来店するお客さんが保護猫と触れ合いながら里親を探すことができる猫カフェです。また、今回訪れた保護猫カフェを経営しているネコリパブリックでは保護猫カフェの運営の他に、猫グッズの販売、猫と触れ合えるネコヨガなどのイベントを開催するなどして猫を保護するための費用を捻出しています。
今回は、そのような保護猫活動のお話や、猫との触れ合いを通じて学生に保護猫カフェの活動を知ってもらうことを目的に開催しました。更に、より保護猫活動を理解してもらうために、希望者に清掃などのお手伝いを別日にしてもらいました。
当日は、講師の上野さんにネコリパブリックの保護猫活動のお話をしていただきました。
保護猫の里親探しは一般的に、譲渡会で行われますが、譲渡会では猫は緊張してしまい、その猫の本来の性格が分かりません。中には、暴れてしまう猫もいるそうです。
しかし、保護猫カフェでは、普通に暮らしている猫の生活を見ることができ、それぞれの猫のありのままの性格を知ることができます。何度か足を運んでくれ、ピンときた猫の里親になるお客さんもいるそうです。スムーズに里親が見つかるだけでなく、その猫の本来の性格を知った上で引き取ることによって、猫と里親がお互い良好な関係を築ける可能性が高いようです。
また、10月13日のプログラム参加したうちの6名が、10月17日、18日に保護猫のトイレ清掃や、体重を測るといったネコリパブリックさんのお手伝いをする企画も実施しました。
保護猫の体重を測る時、まだ人見知りをしている猫は餌でおびき寄せても中々体重計に乗ってもらえず苦戦しましたが、猫を保護することの重要性と大変さを学ぶことができました。保護猫の中には撫でても逃げす、餌を目の前に出すと食らいつくように奪い取ろうとするほど元気な猫もいましたが、近づくだけで怯えてしまい逃げてしまう猫もいました。保護猫カフェでお客さんと触れ合い、少しずつ人に慣れてもらえたら嬉しいなと思いました。
【ボランティアセンター学生スタッフ(VSP)】
文学部英文学科 3年 植原 里佳
経営学部市場経営学科 3年 高畑 桃香
経営学部市場経営学科 2年 宮原 桃
経営学部市場経営学科 2年 小林 実花子
経営学部経営戦略学科 2年 川島 瑛莉
法学部政治学科 1年 藤山 雄多
猫じゃらしで猫と遊ぶ
講師より保護猫についてのお話を聞く
保護猫に餌をあたえる学生
学生の後ろを通る猫