実施報告(2019年度以前)

【多摩】2017夏の被災地ボランティア活動報告会を開催しました(10/10)

  • 2017年10月10日
実施報告(2019年度以前)

10月10日(火)、多摩ボランティアセンター学生スタッフが「2017夏被災地ボランティア活動報告会」を開催し、夏休みを利用して宮城県、熊本県で活動した「チーム気仙沼つながら騎士(ナイト)」「チームたまモン」2団体の10名が参加しました。 

チーム気仙沼…は、花火大会の規模が年々拡大し「作業時間が増え、分業で地域の方々との交流が減ってしまった」と課題がありながらも、「片付けは全員が集まったので、この時に地元の方々とたくさんお話ができた」とコミュニケーションの工夫を報告。学生の視点でボランティアを現地に提案し、復興の課題を学ぶスタディツアーに取り組めた、等と成果をあげた様子を述べました。

チームたまモンは、Gakuvoと連携、熊本YMCAに受け入れていただき「料理作りや学習補助で子ども支援、ボランティアが来ない仮設団地も訪問」等に取り組んだ様子を紹介。また、現地で地震時の避難、被災者支援のプロセス、震災後に心の復興目的に開いた盆踊り大会運営についてレクチャーを受けたこと等を報告、「これらの学びをキャンパスに生かしたい」と意欲的に発言しました。

2団体とも、財団から支援や指導を頂き無事活動できたことのお礼を申し上げ、次に、スライドにて各団体の成果や課題が発表されました。

 先生方からは「暑い中、遠方でチーム力を発揮して素晴らしい活動を展開。受け入れ先の皆さまにも感謝申し上げたい」。気仙沼は「会場に竹灯篭を設置して好評でした。お祭り(鎮魂と復興)の趣旨を理解して学生らしいアイディアです」、熊本は「去年の避難所支援等の経験から今回、子ども支援に特化して活動。学生らしい発想で児童、幼児と接していた」等と温かいコメントをいただきました。

参加学生は互いの活動報告や先生方のコメントを興味深く聴き入り、良い刺激となったようです。

今後も各チームで継続的に被災地ボランティアを行いたいとして、報告会を終えました。

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鞠子多摩学生センター長による挨拶

2

「チーム気仙沼でつながら騎士(ナイト)」のプレゼンテーション

3

「チームたまモン」のプレゼンテーション

4

宮城多摩ボランティアセンター長による講評