福島県楢葉町と市ヶ谷ボランティアセンター共催で、2月22日(水)、「楢葉町スタディーツアー」を実施し、14名の本学学生を含む31名が参加しました。
本企画は、市ヶ谷ボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジと楢葉町が、被災状況や復興に向けた取り組みを学ぶことを目的とし企画しました。またこのツアーに、立教大学、福島大学の学生達も参加しました。
楢葉町では、一般社団法人ならはみらい所属の案内人によるガイドの下、震災の爪痕が残る町内の視察を行いました。その後、同案内人より、震災当時の楢葉町や避難生活中の状況についてお話いただきました。
昼食は、名物のマミーすいとんを食べ、一般社団法人AFW吉川彰浩氏を講師に迎え、福島第一原子力発電所の現状と廃炉に向けた取り組みのお話しをしていただきました。
その後楢葉町遠隔技術開発センターの施設見学を行いました。
東京電力福島第1原発の原子炉建屋内を立体的な映像で再現した空間を体験できる「バーチャルリアリティシステム」は学生達から大変好評でした。
最後に法政大学、立教大学、福島大学の学生で今後の楢葉町の復興をテーマにワークショップを行い、発表会を行いました。
現地での視察や講話、食事、買物を通して震災の記憶を共有し、結果として風化防止の一助となることができました。
楢葉町遠隔技術開発センターでの集合写真
廃炉に向けた取り組みについてお話を聞く