実施報告(2019年度以前)

【多摩】「チームたまモン」メンバーのコメントを載せました・2016年夏 熊本・益城町活動の記録 「あの日から、少しずつ」

  • 2016年10月08日
実施報告(2019年度以前)

熊本地震被災地支援「チームたまモン」(6人)から、報告の提出がありましたので、お知らせします。

第1次隊

8月27日(土)
08:30 羽田空港発
10:10 熊本空港着 空港
10:40~12:00 益城町総合運動公園 「よかましきハウス」で活動
NPO法人子育て応援おおきな木さんスタッフさんより説明、自己紹介、子ども遊び

12:45~15:00 読書会 町立図書館の方のおはなし会
16:00~17:00 熊本日日新聞社「恐怖の夜から復興に向けて4/14.4/16」見学
熊本市内ホテル泊

8月28日(日)
09:00~12:00 よかましきハウスで活動、子ども自由遊び
12:45~15:30 コンサート、終了後、片付け、振り返り
17:15 熊本空港発
19:00 羽田空港着

参加者の感想
●NPOの方々の「ボランティアのためのボランティアはただの押し付け」との言葉が大変印象的だった。現地の需要に合った作業を行うことの重要さを知った。
●子ども遊びは不安でしたが、どの子もすごく人なつっこく、スキンシップをとることができました。現地では「学生さんが来てくださると助かる」と言ってもらえました。
●普段こどもと関わる機会がない私は、あたふたしましたが、最後には一緒に絵を書いたり、レゴで遊んだりして仲良くなれました。

第2次隊

9月10日(土)
12:15 羽田空港発
14:00 熊本空港着
16:00~18:00 熊本日日新聞社「恐怖の夜から復興に向けて4/14.4/16」見学、加藤神社より熊本城の天守閣の被災状況を視察。
18:30 熊本市内熊本県施設泊、振り返り、翌日準備、予定確認

9月11日(日)
09:30 益城町総合体育館着
09:30 YMCA熊本スタッフさんと打ち合わせ、気仙沼市大谷中仮設住宅からの寄せ書きを贈呈
09:45~12:00 2グループに分れ、子ども支援、館内作業、廊下・ロビー・食卓清掃、ゴミ回収
13:00~15:45 子ども支援と清掃班のメンバー入れ替え。清掃班は第2アリーナ内生活スペースでベッド解体
16:00~16:30 町内巡回
18:00 熊本市内熊本県施設泊、振り返り、翌日準備、予定確認

9月12日(月)
09:30~12:00 益城町総合体育館着後、武道館内で作業。生活スペース移動、競技用畳清掃・倉庫収納、家庭用畳移設
13:00~14:15 作業
14:20~15:00 YMCAスタッフさんの案内で館内見学、質疑応答
15:00~16:30 物資倉庫内で整理、段ボール解体
19:20 熊本空港発
20:50 羽田空港着

参加者の感想
●熊本城の石垣の崩れた現場を見て、県民の方々の心の痛みがわかりました。
●熊本日日新聞社展示は、膨大な量ですが見ただけで伝わります。各地の被災写真の前で何人もの方が泣いていました。東海大生が亡くなった記事の前では、しばらく動けませんでした。
●子ども支援では、勉強を教えたり、一緒に遊んだりしている中で生活の現状がうかがえた。小学生以下の子どもはやんちゃで、怪我をしないようにすることが課題である。
●実際に被災者の方々が生活している中で活動させてもらい、どのように過ごされているかがよくわかりました。
●避難されている方々は、これまでのボランティア参加に「助かった」「人の暖かさを知った」「ボランティアのありがたさを知った」とおっしゃっていました。私達の方こそ暖かさにふれた日々でした。
●私がボランティアに来ているのに、その仕事を与えてくれて、一緒に仕事をしている人がまた、被災者なのだと思うと、とても不思議でした。
●徐々に仮設住宅へ移ることができるそうですが、私はその後のコミュニティーづくりが課題になると感じました。
●帰り際、空港のTVで益城町の仮設住宅のニュースを見て、今日一緒に畳を運んだあの被災者の方々はどうなったのかな、と他人事には思えませんでした。

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