トピックス(2019年度以前)

「地方の時代映像祭」にて社会学部生制作作品に奨励賞

  • 2016年11月21日
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贈られたトロフィー(社会学部棟メディア表現実習室に展示中)

贈られたトロフィー(社会学部棟メディア表現実習室に展示中)

 地域の出来事から社会を見つめる優れたドキュメンタリー作品に贈られる「地方の時代映像祭」コンクールで、社会学部の高瀬智基さん(メディア社会学科3年)が水島宏明ゼミで個人制作した「和枝バラ~隠された悲劇~」が奨励賞を受賞しました。
 この作品は、1977年に米軍のファントムジェット機が横浜の住宅街に墜落して土志田和枝さん(当時27歳)と2人の幼子らが犠牲になった事件を、今の時代に振り返るものです。事件当時は大きく報道されたにもかかわらず、現在では忘れられつつある悲劇について、関係者の証言を丹念に集めて取材しました。高瀬さんは現在、社会学部のSA(スタディ・アブロード)プログラムでカナダのアルバータ大学に留学中ですが、受賞の知らせを聞いて「取材に協力してくださった方々に感謝しています。様々な観点からアドバイスをくれる先生やゼミ生に巡り会えたことは幸せです。これからも社会を映し出すドキュメンタリーを制作したいと思います」と喜びを語っていました。
 11月12日午後に大阪・吹田市で行われた「地方の時代映像祭」の表彰式では留学中の高瀬さんに代わって、同じゼミの熊田昴起さん(メディア社会学科3年)がトロフィーを受け取り、高瀬さんから届いた喜びの声を代読していました。

「地方の時代映像祭」で高瀬智基さんに代わってトロフィーを受け取る熊田昴起さん

「地方の時代映像祭」で高瀬智基さんに代わってトロフィーを受け取る熊田昴起さん

高瀬智基さんに代わって受賞コメントを述べる熊田昴起さん

高瀬智基さんに代わって受賞コメントを述べる熊田昴起さん