法政大学は、高等教育研究機関として、環境について学ぶ機会を学生の皆さんそして広く社会に提供することを重要な責務と考えています。「環境」をテーマにした講演会やセミナー、シンポジウムなどを開催しています。また、「エコツアー(企業・自治体・地域でのさまざまな環境改善の取り組みを実地に見学する)」を企画し、実体験を通じて理解を深める試みを行っています。いずれの企画も年間数回ずつ実施しています。講演会や環境展は一般の方も自由に参加できます。随時、ポスター掲示などによってお知らせしています。
開講実績のある環境・サステイナビリティに関連した他学部公開科目の一部を紹介しています。卒業所要単位としても認定されますので、自学部にない環境関連科目を習得し、環境意識の高い持続可能な社会づくりの一端を担う社会人となってほしいと願っています。
本学の屋上緑化は、企画から設計・施工まで本学の学生が参加して2005年春に市ケ谷キャンパスに誕生しました。本学の屋上維持管理プロジェクトは、中央の池にメダカが泳ぐボアソナードタワー四階「グリーン・テラス」と中央に聳え立つオリーブの木が象徴の58年館屋上「オリーブ・ガーデン」を中心に活動しています。
このプロジェクトは、「全国でも学生の手による屋上緑化は珍しい」と新聞で報道もされました。このムーブメントは「屋上緑化維持管理プロジェクト」として現在も継続しています。
市ケ谷キャンパス外濠校舎1階メディアラウンジ及び多摩キャンパスにて毎年10月~11月頃に環境展を開催しています。環境展では学生・大学院生のゼミやサークルの研究発表、教職員の取り組み等について出展者を募集しています。
開催時期や企画・展示の詳細につきましては,掲示板やホームページでご案内しますポスター等でご確認ください。
どなたでも自由にご覧いただけますので、お気軽にお立ち寄りください。
法政大学の環境について学生・大学院生の立場から考え積極的にかかわっていきたい、自主的に環境改善に取り組んでみたいという声に応え、2010年度に自由参加型の学生環境サポーターというメンバー制度がスタートしました。
その後、屋上緑化維持管理に関心のある学生が中心となったため、「屋上緑化維持管理メンバー」に名称を改め、活動を続けています。
学外で環境へのすぐれた取り組みを行っている企業・団体等を訪問し、そこで得た情報を法政大学のEMS活動に役立てています。
法政大学は千代田区と事業協力協定を締結し、同区の環境政策づくりに協力しています。
また、周辺の自治体や学校、住民等との交流を行なっています。
多摩キャンパスには、東京ドーム10個分の面積に相当する約46 haの森林が保存されています。
かつて「里山」として活用されていた森林の再生と保全のため、2008年度より2011年度まで森林実態調査を行い、その成果をまとめたパンフレットを刊行しました。
環境の取り組みを身近に感じていただくために、キャラクターを活用しています。
法政大学は、教育活動の一環として、経済社会における健全、適切な環境経営システムの普及のためISO14001の研修事業を2014年3月まで実施していました。