我々が暮らす「かけがえのない地球」においては、国際エネルギー機関(IEA)、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)、国連経済社会局(UN DESA)、世界銀行、世界保健機関(WHO)が発行した報告書「SDGs7を追跡する:エネルギー進捗報告2023年版(ENERGY PROGRESS REPORT TRACKING SDG7 2023)」によると、世界において電力アクセスのない人の数が2021年度に6億7,500万人も存在していることを明らかにしています。
一方、日本においては、都市化や交通網の発達等により屋外照明や照明も増加し、上空に向けて放射または上空へ漏れた光は、大気中の水分や塵等で拡散されて夜空の明るさを増大し、星空を観測する際の妨げにもなっています。
本学は、地球環境問題の解決に向けた決意表明・宣言として、1999年に環境憲章を制定し、同年に市ケ谷キャンパスの一部の建物でISO14001を取得しました。2017年度には、地球環境問題の解決に向けた学生の主体的な参画を目指して、大学独自の法政大学環境マネジメントシステム(法政大学EMS)を構築し、教育・研究を始めとしたあらゆる事業を通して、持続可能な地球社会の実現に向けた人材育成、環境負荷の低減及び自然環境の保全・再生に貢献することを目指して活動しています。
法政大学環境センターは、国立天文台様にご協力いただきまして、2022年3月(第一弾)、2023年3月(第二弾)に“こだわりが詰まった”エコツアーを開催しました。
毎回、参加者の募集開始と同時に多くの方にキャンセル待ちいただくほど好評でしたので、再び国立天文台様にご協力いただく形で“こだわりが詰まった”「国立天文台大発見エコツアー」 第三弾の開催が実現する運びとなりました。
“こだわりが詰まった”エコツアー(第三弾)においては、再び日本の天文学の中核を担う研究機関であり、全国の研究者に大規模な天文観測・研究施設を提供し、「天文学研究」と「天体観測機器」の開発を推進することで天文学の発展に貢献する先端研究機関を訪問し、国の登録有形文化財となる第一赤道儀室、子午儀資料館、ゴーチェ子午環室を始めとした天文に関連した大発見をもたらした施設・設備を見学します。
“こだわりが詰まった”エコツアー(第三弾)に参加して、我々が暮らす「かけがえのない地球」より遥か遠くにある惑星や恒星等に関する大発見をもたらした「天体観測」や「天文学研究」の軌跡を辿りながら、我々が暮らす「かけがえのない地球」の未来に迫りましょう。
日 時 |
2024年3月22日(金)13:00~16:00(予定) |
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訪問先 | 大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台 (住所〒181-8588 東京都三鷹市大沢2-21-1) |
対 象 | 本学学生・大学院生 |
締 切 |
2024年3月12日(火) ※応募者多数の場合には締切前に申し込みをされた場合でも参加できない場合がございます。 |
主 催 |
法政大学環境センター |
申込み |
必要事項を下記のメールアドレスにお申込みください。 ①氏名(漢字・ふりがな) |
その他 |
・新型コロナウイルス感染症の状況によっては実施時期を変更もしくは中止となる可能性 がございますのでご了承下さい。 ・参加者には、使い捨て資源の削減に向けて、レジ袋としても使用可能な特製えこぴょん「エコバッグ」を記念に進呈します。 ・実施後、エコツアー参加報告としてコメント(200字程度)の提出をお願いします ・エコツアーの当日に撮影した写真は、エコツアーの実施報告として法政大学環境センターWebsiteや「法政大学環境報告2023」等に掲載させていただく予定でおりますので、申込に際しては予めご了承下さい。 |
問合先 | 法政大学市ヶ谷キャンパス(九段校舎6階) TEL:03-3264-5681 E-Mail:ickankyo@hosei.ac.jp |