お知らせ
我々が暮らす「かけがえのない地球」においては、2011年3月に発生した東日本大震災から約10年以上経過した現在、除染やインフラ・生活環境の整備等により帰還困難区域が福島県に残されていますが、地震、津波を始めとした環境変動及び人口動態の変化による生物への影響にも注目が集まっています。
法政大学環境センターは、「第24回環境展」特別企画として、国立環境研究所より生物多様性領域・環境ストレス機構研究室より玉置 雅紀室長を講師にお招きし、2011年3月の東日本大震災から10年以上経過した福島県を中心に「環境変動に対する生物・生態系の応答・順化・適応とレジリエンス」をテーマに、環境変動の影響を最も受けた地域における「生物多様性」に関する最新の知見を中心にご講演いただく予定です。
2022年12月、COP15は、新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を採択し、2050年までに「生態系の健全性、廉潔性、レジリエンスの維持・強化・回復」等を目指しています。2023年3月、日本政府は「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を踏まえた「生物多様性国家戦略 2023-2030」を閣議決定し、陸域と海域の30%以上を保全する「30by30目標」や侵略的外来種の侵入率や定着率の半減を始めとした行動目標を掲げました。
地球には、我々人類の他にも様々な生物が生息しており、相互に影響を与え合いながら暮らしています。とりわけ、東日本大震災に起因した環境変動がおよぼす生物への影響は計り知れないものではありますが、生物の生態も含めてあまり知られていません。
「第24回環境展」は、母校愛の強い兎で、自分の背中に「かけがえのない地球」の未来がかかっていると思いこみ、地球環境問題の解決に向けて世界を舞台に様々な活動をしている「えこぴょん」の涙をとめるために一人一人の声を届けることで、一人一人が地球環境問題に取り組むきっかけとなればと願い、企画しました。
この秋、我々の暮らす「かけがえのない地球」に計り知れない環境変動をもたらした2011年3月の東日本大震災から10年以上経過した現在、環境変動の影響を最も受けた地域における「生物多様性」をテーマに我々の暮らす「かけがえのない地球」の未来に迫ります。
日 時 |
2023年11月15日(水)15:00~16:00(予定) |
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場 所 | 法政大学市ケ谷キャンパス・会議室(詳細につきましては、参加申込をされた方に後日ご案内致します) |
対 象 | 本学学生・大学院生・一般(参加費無料) |
講 師 | 国立環境研究所 生物多様性領域 環境ストレス機構研究室 玉置 雅紀室長 |
締 切 |
2023年11月13日(月) ※応募者多数の場合には締切前に申し込みをされた場合におかれましても参加がかなわない場合がございます。 |
主 催 |
法政大学環境センター・市ケ谷環境委員会 |
申込み |
必要事項を下記のメールアドレス( ickankyo@hosei.ac.jp )にお申込みください。 ①氏名(漢字・ふりがな)②所属(学部・研究科・学年・学生証番号)③連絡先(携帯電話) ※後日、環境センターから参加者にメールにて集合場所についてご連絡致します。 |
その他 |
・当日に撮影した写真は、講演会の実施報告として法政大学環境センターWebsiteや「法政大学環境報告2023」等に掲載させていただく予定でおりますので、申込に際しては予めご了承下さい。 |
問合先 | 法政大学市ヶ谷キャンパス(九段校舎6階) TEL:03-3264-5681 E-Mail:ickankyo@hosei.ac.jp |