2023年7月28日(金)、キャンパスでは7月末で定期試験も終了し、いよいよ夏本番を迎えますが、法政大学屋上緑化維持管理プロジェクトは、活動拠点である市ケ谷キャンパス「グリーン・テラス」にて第四弾「Summer is here!」を開催します。
法政大学屋上緑化維持管理プロジェクトの活動拠点の「グリーン・テラス」は、2005年春に誕生し、現在では学生・教職員の「憩いの場」から庭園内のひょうたん池には絶滅が危惧されているクロメダカが泳ぎ、樹木や草花が育ち、鳥や蝶を始めとした「生物が生育・生息する空間」へと広がりを見せています。
第三弾は、2023年7月7日(金)七夕の日に、「かけがえのない地球」の未来を想った「願い事」を募集し、“こだわりの詰まった”法政大学で最愛の「庭園の星」をテーマに、5枚の花弁が星のように見える埼玉県産の「オキシペタラム(ブルースター)」、小さな星のような花の形と花言葉より流れ星の願掛けが連想される「ペンタス」、春と秋に薄黄色の鮮やかな星斑が最も多く入っている「ツワブキ(斗母元君)」、星のような花の形で万葉の時代から愛された「桔梗」を選定し、庭園を夜空にみたてて植えました。
第四弾は、「Summer is here!」をテーマにメンバーと植栽を選定しながら、「外濠」地域のビオトープネットワークを意識し、庭園の中央に位置する「ひょうたん池」の維持管理をしたり、地域の生物多様性の保全や「自然」とのつながりを考えながら「法政大学の最愛の庭園」を目指します。
今回も、プロジェクト終了後には、「地球温暖化・ヒートアイランド対策、熱中症予防を目指して、江戸時代にタイムスリップして柄杓や竹の水鉄砲を用いて「UCHIMIZU AT HOSEI」を開催します。打ち水は、毎年推定600万人以上が参加する日本の夏の風物詩で、朝夕に皆で打ち水をすることで、水が蒸発するときに周囲の熱を奪う「気化熱」の影響によって気温を下げる効果が見込まれています。
法政大学環境センターが事務局をつとめる「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、千代田区・新宿区にまたがる「外濠」におけるビオトープネットワークを意識して、「愛校心」がもたらした小さな「出会い」と「行動変容」を積み重ねて「法政大学で最愛の庭園」を目指した取り組みが評価されて、2022年3月に千代田区主催「令和3年度 ちよだ生物多様性大賞」において入賞、2023年2月に新宿区主催「第16回新宿エコワン・グランプリコンテスト」グループ部門・奨励賞を受賞しました。
それでは、皆様と”こだわりが詰まった”「法政大学で最愛の庭園」にてお会いできることを楽しみにしております。
開催日時 |
2023年7月28日(金)13:00~14:00(雨天中止) |
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場所 | 法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナードタワー四階「グリーン・テラス」 |
対象 | 本学学生(定員10名/先着順) |
応募方法 | 2023年7月24日(月)迄に環境センターに所属・氏名・連絡先(携帯電話・E-MAIL)、テーマをふまえて庭園に植えたい植物の希望をE-MAIL(ickankyo@hosei.ac.jp)に送付して下さい。 |
その他 |
参加希望者は、環境センターにメールにて参加申込をして下さい。参加者にはもれなく屋上緑化維持管理プロジェクトメンバー限定缶バッジ、「えこぴょんグッズ」、打ち水日和特製「手ぬぐい」を進呈します。 基本的には、定員を超過しない場合や雨天でない場合には環境センターより連絡をしません。参加申込後は、直接「グリーン・テラス」にお越し下さい。 |
参考URL |
2023年度「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト -"こだわりが詰まった”法政大学で最愛の庭園を目指します-」メンバー大募集 |
問合せ | 法政大学環境センター(TEL:03-3264-5681/E-MAIL:ickankyo@hosei.ac.jp) |
「グリーン・テラス」入口付近の植木鉢では、西表島、石垣島を中心に分布し、環境省カテゴリにおいて「絶滅危惧ⅠA類(CR)」に位置づけられている「マツムラソウ」が開花間近です(2023年7月11日)。