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法政大学環境センターが「サステイナブルキャンパス賞2022」学生活動部門を受賞

  • 2022年12月16日
  • 受賞
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 2022年12月、法政大学環境センターは、サステイナブルキャンパス推進協議会主催「サステイナブルキャンパス賞2022」学生活動部門を受賞致しました。

 2020 年冬に出現した新型コロナウイルス感染症は、感染症の拡大状況を予測することが困難であり、運動不足や大学生活におけるモチベーションを始めとした「健康」に与える影響が懸念されました。
 法政大学環境センターは、これまで以上に、「快適さ」を意識し、「大学生活の充実」と「健康増進」と「地球環境問題の解決」を同時に目指し、諸機関にご協力いただきながら、「法政大学EMS」の運用方法を大幅に工夫しました。OECD 「BASIC」アプローチや「ナッジ」を活用して「行動変容」を取り入れながら「サステイナブルキャンパス実現に向けた活動」や「環境教育・カリキュラム」を実施し、一つ一つの「行動」と「自然」とのつながりを意識して「えこぴょん」と一緒に我々が暮らす「地球」の謎に迫りました。同時に、「環境・サスティナビリティ」に関連した行事に参画し、地球環境問題、SDGs 等の社会・経済問題の解明や解決に向けた成果を地域や世代を超えて付加価値をもたらすことを目指しました。

 また、2017年度に始動した大学独自の「法政大学EMS(環境マネジメントシステム)」の導入前と比較して、「特定温室効果ガス排出量」、「コピー・リソ・OA用紙使用量」、「一般廃棄物排出量」の2021年度実績は市ケ谷・多摩・小金井キャンパス共に減少しました。

 2022年12月3日(土)には、三重大学において開催された「CAS-NET-JAPAN 2022年次大会」において、法政大学環境センターの榎本 直子が「一つ一つの「行動」と「自然」とのつながりを意識して、「えこぴょん」と一緒に迫る我々が暮らす「地球」の謎」をテーマに受賞記念講演を行いました。

 我々の暮らす「地球」においては、通学・通勤、実験、授業、研究、課外活動、買い物、食事に至るまでの「活動シーン」毎に、一つ一つの「行動」と「選択」が「地球環境」にもたらす影響は大きく異なります。これからも、我々人類の一つ一つの「選択」や「行動」が遠く離れた「地球のどこか」でもたらす影響を意識し、大学生活を充実させながら、健康的に、地球環境問題を解決することを目指します。

  • 「一つ一つの「行動」と「自然」とのつながりを意識して、「えこぴょん」と一緒に迫る我々が暮らす「地球」の謎」をテーマに「CAS-Net JAPAN 2022 年次大会」において活動報告(2022年12月3日(土))。

  • 2018年度から「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」に所属する法政大学大学院デザイン工学研究科都市環境デザイン工学専攻修士課程在籍の長谷川 陸氏がパネルセッションにおいて「サステイナブルキャンパスの活動紹介」(2022年12月4日(日))。

  • サステイナブルキャンパス推進協議会主催「サステイナブルキャンパス賞2022」学生活動部門受賞を記念して、表彰状をいただきました。

  • 「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」の活動拠点であり、庭園に遊びにくる鳥や蝶を始めとする生物の生息・生育空間であるこだわりの詰まった「法政大学で最愛の庭園」

  • 2022年4月、「行動バイアス」を踏まえて、「えこぴょん」や森林や海で暮らす生物から地球環境問題の解決を目指す上での「心構え」と「実践例」を示し、「活動シーン」にあわせて、健康的に、地球環境問題の解決を目指した「法政大学の掟」。

  • 「第22回環境展」は、地球環境問題、SDGsを始めとする社会・経済問題の解明や解決に向けて、「この秋、えこぴょんから主役の座」を奪ってみようと試みた「アーバンデータチャレンジ2020」銀賞受賞の「公共交通機関の重要なファクターであるバス路線の活性化」を目指した研究や「日本マーケティング学会」ベストポスター賞受賞の「消費者個人の認知と感情」をテーマにした研究を始めとした意欲的な出展者による教育研究成果の一端をオンラインにて紹介。

  • 2022年3月、「こだわりが詰まった国立天文台大発見エコツアー」において日本の天文学の中核を担う研究機関である「国立天文台」を訪問し、「地球」より遥か遠くにある「惑星」や「恒星」等に関する大発見をもたらした「天体観測」や「天文学研究」の軌跡を辿りながら、我々が暮らす「地球」の「謎」に迫るとても貴重な機会となりました。

  • 2021年11月、「こだわりが詰まったエコツアー」において我々の暮らしを支えてくれる「食と農」をテーマに日本でトップクラスの研究に挑む「農研機構」を訪問し、日本の伝統文化や生物多様性の保全に関する理解を深め、我々の暮らしを支えてくれる「食と農」の先端に迫りました。

  • 2021年11月に開催「法政大学第22回環境展」特別企画・講演会においては、国土交通省国土地理院地理空間情報企画室より佐藤 壮紀室長を講師にお迎えして、地震災害、火山災害、風水害を始めとした自然災害を取りあげて「地理空間情報」をテーマに「我々が暮らす地球の謎」に迫りました。