お知らせ

2022年度「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト 一石二鳥 対 こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園」を開催(2022年5月18日(水))

  • 2022年05月19日
  • イベント・行事
お知らせ

 2022年5月18日(水)、「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、初夏のような天候に恵まれて、「法政大学で最愛の庭園」を目指した活動を始動しました。

 プロジェクトの初回は、「一石二鳥」をテーマに、まず、春に「法政大学で最愛の庭園」を彩った「チューリップ」や「スイセン」の球根の掘り取りをしました。
 続いて、「菜園区画」においては、ヒートアイランド対策、気候変動の緩和効果を期待し、「みどりのカーテン」を目指して「あばしゴーヤ」や「サツマイモ」の苗や花弁の元が白く、縁に向かって濃いピンクの花が特徴の「アサガオ」の種を撒きました。
 更には、春から夏にかけて収穫が期待できる「アシタバ」、「シソ」、「ミニトマト」、「枝豆」、「スイカ」を「菜園区画」に植えました(野菜と果物の苗は環境センターの榎本が寄贈しました)。また、メンバーがご厚意で持参してくださった山形県の「ソバ」の種を撒きました。
 この他、山野草の栽培にも挑戦し、「ヤマユリ」、「桃花りんどう」に加えて、環境省の「Red Date Book」において「準絶滅危惧」にランクされている「カキツバタ」(環境センターの榎本が寄贈)や「日本サクラソウ」の苗を植えて庭園において育てる予定です。

 2022年3月、法政大学環境センターが事務局をつとめる「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、千代田区・新宿区にまたがる「外濠」におけるビオトープネットワークを意識した「法政大学で最愛の庭園」を目指した取り組みが評価されて、千代田区主催「令和3年度 ちよだ生物多様性大賞」において入賞しました。

2022年度は、「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」として、活動拠点である「グリーン・テラス」においてメンバーが実現したいことを募り、メンバーの主体的な活動を応援します。

 法政大学環境センターは、2022年6月の「環境月間」に向けて、2022年5月31日(火)まで「えこぴょんと地球のために一人一人ができること」を企画し、我々が暮らす「地球」のために、「地球温暖化」の緩和や適応を目指して、本学学生の皆さん一人一人ができることを大募集しています。本企画に応募された方には、「特製えこぴょんソーラーLEDキーホルダー」と「えこぴょんノートブック」を進呈しますのでご応募お待ちしております。

 次回のプロジェクトは2022年6月上旬を予定しております。皆様と「法政大学で最愛の庭園」でお会いできることを楽しみにしております。

  • 環境センター榎本 直子より「グリーン・テラス」誕生から「法政大学で最愛の庭園」に至るまでの変遷と見どころを解説。

  • メンバーで手分けをして球根の掘り取りをしました。無事に来春も花を咲かせてくれるでしょうか。

  • 2020年度からプロジェクトにおいて活動しているメンバー(手前)は庭園を巡りながら最後まで丁寧に球根の掘り取りをしてくださいました。

  • メンバーの希望で出入口付近に「おじぎ草」の種をまきました。

  • 「菜園区画」では、メンバーが持参した山形県産「ソバ」の種を撒きました。

  • こだわりの詰まった「法政大学で最愛の庭園」の「日本風庭園」の一角に「山野草」。

  • 環境省のRDBにおいて「準絶滅危惧」にランクされている「カキツバタ」(苗は環境センター榎本直子が寄贈しました)。

  • メンバーと掘り取りをした「球根」の山を前に「えこぴょん」もほっと一息。「菜園区画」においては、気候変動の緩和及びヒートアイランド対策としての効果が期待される「野菜」と「果物」。初夏から秋にかけて収穫が期待できて「一石二鳥」(「ミニトマト」、「シソ」、「スイカ」、「アシタバ」の苗は環境センター榎本直子が寄贈)。