お知らせ

法政大学は、「活動シーン」にあわせて、「健康的」に、地球環境問題の解決を目指した「法政大学の掟」をリニューアルします。

  • 2022年04月01日
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お知らせ

 法政大学環境センターは、新年度を迎えるにあたって、「活動シーン」にあわせて、「健康的」に、地球環境問題の解決を目指した「法政大学の掟」をリニューアルしました。

 「法政大学の掟」は、環境改善活動推進キャラクターの「えこぴょん」や森林や海で暮らす生物から地球温暖化の防止、廃棄物削減、紙資源削減を中心に地球環境問題の解決を目指す上での「心構え」と「実践例」を示し、教育研究・大学生活を充実させながら、快適に、健康的に、地球環境問題の解決を目指した取り組みです。

 本学は、地球環境問題の解決に向けた決意表明・宣言として、1999年に「環境憲章」を制定し、2017年度には、市ケ谷・多摩・小金井キャンパスを対象範囲とした「法政大学環境マネジメントシステム(EMS)」を構築しています。
 2021年度は、2022年2月までの暫定値において、一般廃棄物排出量、コピー・リソ・OA用紙使用量は市ケ谷・多摩・小金井キャンパスともに環境目標を達成、特定温室効果ガス排出量は市ケ谷・多摩キャンパスが環境目標を達成、小金井キャンパスは環境目標を未達成となる見込みです。

 2021年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、対面授業と在宅による遠隔授業を併用することで施設・設備の稼働率が低下し、キャンパスにおける環境負荷も一時的に改善しましたが、「大学生活の充実」と新型コロナウイルス感染症拡大防止策による心身への影響をはじめとした「健康」も併せて重要課題となりました。

 法政大学環境センターは、2017年度に構築した「法政大学環境マネジメントシステム(EMS)」の運用において、これまで以上に、「快適さ」を意識して、「大学生活の充実」と「健康増進」と同時に地球環境問題の解決を目指し、「行動変容」を取り入れて「環境マネジメントプログラム」の実施方法を大幅に工夫しております。

 2021年2月、法政大学環境センターは、新宿区主催「第14回 新宿エコワン・グランプリコンテスト」環境にやさしい事業者部門において、学生・教職員の「行動変容」を目指した取り組みが「環境にやさしい事業者大賞」を受賞しました。

 キャンパスにおいては、実験、授業、研究、課外活動、食事を始めとした一つ一つの「行動」が「地球環境」にもたらす影響は一つ一つの「選択」によって変わります。従って、地球環境問題の解決に向けて、キャンパスにおける「活動シーン」にあわせたアプローチを意識する必要があります。

 地球環境問題は、我々人類の一つ一つの「行動」が遠く離れた「地球」のどこかで影響をもたらしている可能性があります。「法政大学の掟」は、大学生活における一つ一つの「行動」と「自然」とのつながりを意識し、健康的な生活を送りながら、快適に、環境の取り組みに楽しみながら参加していただくきっかけとなればと願います。

法政大学環境センターが「第14回新宿エコワン・グランプリコンテスト」において「環境にやさしい事業者大賞」を受賞
https://www.hosei.ac.jp/info/article-20210317095215/

  • 「紙資源削減に向けた法政大学の掟」においては、「用紙の原料となる森林資源が貴重である理由」や「紙資源削減に向けた実践例や想定される効果」を「えこぴょん」や森林で暮らす「動物」からお伝えします。

  • 「活動シーンにあわせて廃棄物削減を目指した法政大学の掟」においては、「海洋汚染の原因となる使い捨てプラスチックゴミの削減」や「分別廃棄の運用基準が紛らわしいゴミ」等を「えこぴょん」や海で暮らす生物からお伝えします。

「快適に、健康的な節電キャンパスライフを目指した法政大学の掟」においては、「えこぴょん」から「節電の実践例」を紹介し、授業、実験、研究、課外活動、食事を始めとしたキャンパスにおける活動シーン毎にエネルギー使用方法と使用量が異なることから、身近なところから取り組むことの大切さをお伝えします。