2020年10月21日(水)、「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」の第一弾として、「A REAL GARDENER 対 こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園」をテーマに、「グリーン・テラス」において花苗、球根、種の選定、植替及び皇居・北の丸公園、靖国神社、外濠公園につながるビオトープネットワークを意識した「自然観察」を実施しました。
2020年度は、「屋上緑化」の企画から設計、施工及び維持管理まで全てのプロセスにおいて学生が参画して2005年に誕生した「グリーン・テラス」において、樹木や植物や庭園に遊びに来る鳥や蝶を始めとする生物の生息・生育空間を意識した「REAL GARDENER」として「法政大学で最愛の庭園」を目指します。
まず、環境センター職員から、皇居、靖国神社、外濠公園につながるビオトープネットワークにおける「グリーン・テラス」の位置づけ及び庭園誕生までの歴史・見どころを紹介し、庭園で観察できる植物を中心に「自然観察」を実施しました。当日は、メンバーと「一度、植えた植栽を大切にする」をポリシーとして、来年の春夏に向けた準備として、「スカシユリ」・「チューリップ」の球根、出入口付近の「白妙菊」、「ペンタス」、「ガーベラ」の苗を他の区画に植え替えました。
2020年3月、「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」は、新宿区、千代田区にまたがる「外濠」における人間や生物にとっても居心地のいい「法政大学で最愛の庭園」を目指した取り組みとして、「第13回新宿エコワン・グランプリ グループ部門 優秀賞」を受賞した取り組みです。
2020年度は、新型コロナウィルス感染症拡大防止に十分に留意しながら、樹木や植物や庭園に遊びに来る鳥や蝶を始めとする生物の生息・生育空間である「REAL GARDENER」を意識し、「持続可能な地球社会の構築」に貢献できる人材育成を視野に入れたプロジェクトに発展させる予定でおります。
次回は、2020年11月13日(金)に第二弾として、気候変動の適応策・緩和策を意識した「脱炭素社会 対 こだわりの詰まった法政大学で最愛の庭園」を予定しております。
今年の秋は、「法政大学屋上緑化維持管理プロジェクト」に参加し、「法政を更に味わう特別な秋」にしましょう。