ニュース(2019年度以前)

「第20回環境展」を開催しました(2019年10月21日(月)~10月25日(金))

  • 2019年11月05日
ニュース(2019年度以前)

本学環境センターは、2019年10月21日(月)~25日(金)に市ケ谷キャンパス・外濠校舎1階メディアラウンジを主な会場に「第20回環境展」を開催致しました。

会場においては、学生・行政機関、民間企業による環境教育・研究・環境保全活動の成果報告や環境センター主催「恩賜上野動物公園エコツアー」、「JAXA地球観測センターエコツアー」の実施報告や学生の地球環境問題や環境マネジメントプログラムに関する意識を対象にした「法政大学環境マネジメントシステム(EMS)  に関するアンケート調査結果(概要)」について発表致しました。

この他には、環境センターは、大学生活と持続可能な開発目標(SDGs)とのつながりを身近に考えてもらえるように、「持続可能な地球社会の構築を目指す拠点」としてSDGs(持続可能な開発目標)と関連した環境保全キャンペーンや上智大学、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)にご協力いただき、様々なアクターと連携してSDGsの達成を目指す「パートナーシップでつくる私たちの世界」の展示企画を致しました。

開催期間中には、20周年を記念して、10月25日(金)に海上保安庁海洋情報部海洋調査課海洋防災調査室から暦の専門家である鈴木充広主任海洋防災調査官を招待し、「地球環境と暦の謎」をテーマにした講演会を開催致しました。

キャンパスにおいては、環境目標を達成する為に、大学生活における四万人近い学生皆さんの一人一人の協力が大切です。環境センターは、特別企画として、「この秋、えこぴょんはみんなの冬支度を応援します。」を実施し、「五つ指ソックス」、「湯たんぽ」、「重ね着」、「電気代わりに運動」を始めとする"WARM BIZ"に関連した学生・教職員による取組事例を紹介しました。

この他には、環境月間に学生から応募があった「環境配慮行動」と「願い」を「七夕飾り」として発表しました。また、開催期間中の10月23日(水)13:30~14:30には、パネルセッションを実施し、デザイン工学研究科・高村雅彦研究室の修士課程二年の畠山望美さんが「江戸武家屋敷の庭園に関する研究」に関する成果報告を多くの来場者に向けて説明致しました。

同日には、2005年度に学生の提案から誕生した屋上庭園「グリーン・テラス」において、「ガーデンシクラメン」、「チューリップ」の球根を植え付けました。2019年度は、「法政大学で最愛の庭園を目指します」をテーマに環境センター職員及び学生を中心に維持管理を行っておりますので、今後、参加を希望する方は環境センターにご連絡下さい。

今後は、2019年11月2日(土)に、千代田区役所において開催される「エコ&サイクルフェア/千代田のエコ自慢 2019」に「環境センター」が出展し、2019年12月5日(木)~12月7日(土)にかけて、東京ビックサイトにおいて開催される「エコプロ2019 ~持続可能な社会の実現に向けて~」に「環境センター」、「生命科学部環境応用化学科・マイクロ・ナノテクノロジー研究センター」、「人間環境学部金藤ゼミ」が出展致します。

本学は、市ケ谷・小金井・多摩キャンパスを対象にした本学独自の環境マネジメントシステムを構築し、環境教育・環境保全に関する環境目的・目標を設定して地球環境問題に取り組んでおります。また、環境目的・目標を達成する為には、キャンパスにおける学生・教職員一人一人の協力が必要でございますのでご協力いただけますよう宜しくお願い致します。

今年は多くの学生及び団体に出展していただきました。

デザイン工学研究科の畠山さんが「庭園都市としての現代東京」をテーマにパネルセッションを開催。

開催期間中には「グリーン・テラス」で秋の植え替えも行いました。

海上保安庁協力講座の鈴木充広先生からは、「天上の星」を活用した「暦」や動植物の変化、日常生活から生まれた素朴な暦、厳密な暦法を持たない暦とされる「自然暦」の誕生と発達の歴史等について講演いただきました。

特別企画「環境ブックフェア」では地球環境問題の背景にある様々なテーマを取り上げました。

20周年を記念して、SDGsをテーマに本学環境センターによる環境保全キャンペーン、国連大学サステイナビリティ高等研究所・地球環境パートナーシッププラザ・上智大学のご協力による特別展示を企画しました。