六月は、我々が暮らす地球のためにできることを考えるきっかけとなる「環境月間」です。
法政大学環境センターは、本学における製品もしくはサービスを調達する際に参考となる「大切な地球のために、えこぴょんと一緒にできること。 法政大学グリーン購入宣言」を企画しました。
我々が暮らす地球においては、パソコンなどを始めとするIT技術の発展などを経て、我々の生活も教育研究環境も便利になりましたが、コピー・印刷用紙等の原料となる木材を供給する森林の急速な減少、森林資源の減少に伴う生物多様性の喪失、ペットボトル、レジ袋を始めとする使い捨てプラスチック等に起因する「海洋プラスチックごみ」による海洋汚染等の形で我々の生活環境が脅かされるリスクが顕在化しています。
2017年に始動した「法政大学EMS」においては、学内における文房具や物品の調達に際して環境に配慮した製品・サービスを選定する際の基準となる「グリーン購入ガイドブック（こちらからダウンロード可能）」を策定し、製品・サービスの調達に関する主な「行動指針」と選定にあたっての「判断基準」を示して「グリーン購入」を推進しています。
2019年度に教職員対象に実施している「EMS運用管理アンケート」の調査結果からは、製品もしくはサービスの発注者の約57％が「グリーン購入ガイドブック」もしくは環境省の「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」等を利用していたと推測されます。
「環境月間（６月）」をきっかけに、自分の背中に地球の未来がかかっていると思いこみ、地球環境問題の解決に向けて世界を舞台に様々な活動をしている「えこぴょん」と「品質」、「価格」と同時に「環境負荷ができるだけ小さい製品・サービスの調達」を目指した「グリーン購入」に取り組むきっかけとなればと願います。
「法政大学グリーン購入宣言」