エクハルト・ハーン先生を囲んで
「ドイツにおけるエコシティの新展開とプロジェクト」
日時:2025年11月23日(日)14:00~17:00
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー25階 B会議室
主催:法政大学エコ地域デザイン研究センター
参加費:無料
定員:40名 
事前申込制:申込はこちらから→ https://forms.gle/3x4KAGJeA71J3RuN6 
■趣旨
 エクハルト・ハーン先生は、法政大学江戸東京研究センターの客員研究員として長年研究交流を深められてきました。ハーン先生との水都交流セミナーは、2005年以来5回実施してきたました。前々回は2015年に「グリーンインフラの展開と都市づくり」というタイトルで行い、前回は2019年4月に「ベルリン近郊のエコシティと東京のグリーンインフラ」というタイトルで実施しました。それから6年経ち、日本のグリーンインフラも大分普及が進んできました。今回はこの状況を踏まえ、前回からの進展について、ドイツと日本から話題提供を行い、意見交換を行いたいと思います。
 前回はハーン先生から、“International Campus-Eco-City Wünsdorf”というタイトルの報告がありました。ベルリン近郊のヴュンスドルフの軍事施設跡地におけるSDGsを踏まえたエコ再生に取り組んでいる事例でした。今回は、その後の展開として、2021年以降のホイヤースヴェルダ市のエコロジカル・トランスフォーメーション:エコシティ・リビング・ラボとヨーロッパ・モデル・プロジェクトについてお話をいただけます。
 法政大学では、2018年に「江戸のグリーンインフラ」というタイトルで当時の総長の田中優子先生も講演を行っています。今回は、日本のグリーンインフラの取り組みと比較し、エコロジカルな都市づくりの国際的動向を探りたいと思います。
■プログラム
14:00 挨拶 陣内秀信(法政大学名誉教授)
14:10 講演 「ドイツにおけるエコシティの新展開とプロジェクト」
      エクハルト・ハーン(ドルトムント大学名誉教授)
15:00「日本のグリーンインフラと雨庭の普及」
   神谷 博(法政大学エコ地域デザイン研究センター客員研究員)
15:30「次世代から見るドイツと日本のエコ事情」
   ピノ・ヘイエ(建築・都市プランナー)
16:00 意見交換
17:00 終了
■プロフィール
エクハルト・ハーン/Ekhart Hahn  
ドルトムント大学名誉教授、都市計画家。
1942年ドイツ生まれ。1969年ベルリン工科大学博士課程卒業、1983年~ベルリン再開発・環境調和型都市研究所所長、1990年~ECOCITY研究所所長。1998年~ドルトムント大学都市生態学教授、2003年~デンマーク アルボルク大学客員教授。EU環境部会アドバイザーなど国際的環境プロジェクトの要職を歴任、グローバルエコビレッジネットワーク(GEN)の活動ほか、都市生態学の研究者として環境調和型の都市再生などのプロジェクトに多く携わってきた。
法政大学 江戸東京研究センター/エコ地域デザイン研究センター