児童館で小学生向けの環境ゲームを実施しました

　夏休みの終わり、8月26日（金）、千代田区立神田児童館でCES研究ゼミ生が企画した環境ゲーム「記憶をたどれ! ～エコ神経衰弱～」を行ないました。神田児童館では定期的に環境教育プログラムが実施されており、夏休みの企画をゼミ生に任せていただいています。
　今年はトランプの代わりに使用済み牛乳パックを利用してゼミ生が作った「エコマークの描かれたカード」の絵合わせをする「神経衰弱」を実施しました。当日は、小学校低学年から高学年まで約20名の子どもたちが参加してくれました。学年ばらばらに4つのチームに分かれ、それぞれのチームにゼミ生が一人ずつ参加、チーム対抗戦で行ないました。司会進行や道具の準備などもゼミ生が分担しました。
　一チームずつ順番にカードをめくっていくと、カードに描かれたエコマークは身近に見かけるものから「こんなマークもあるんだ！」というようなあまり知られていないものまであり、子どもたちは興味津々といった様子でした。
　序盤はなかなかペアが揃わず、苦戦していましたが、ゲームが進んでいくにつれて小学生は記憶力を発揮し始め、大学生を圧倒します。カードの位置を憶え始めたまさにその時、まさかの「ミニゲーム」に突入!! チーム対抗新聞紙リレーが開始されました。お腹に新聞紙をあてて落とさないよう広い室内を走り、次のチームメイトに繋げていきました。
　ゲームが再開されると、エコマークのカードの他に「エコクイズ」のカードが新たに加えられました。チームで相談しながら、難しいクイズに積極的に挑戦していました。ゲームを通して、チーム内では上級学年の子が下級生にアドバイスをしたり、皆をまとめ上げたりと一丸となって取り組んでいる姿がとても印象的でした。エコぴょんグッズをお土産に、楽しく過ごした小学生は帰途につきました。
　11月に、同児童館では恒例の「わんぱくまつり」が開催されます。CES研究ゼミも参加する予定です。