保護者・高校関係者の方へ

ご挨拶

保護者・高校関係者の方へ

昨今、大学や就職関連のニュースが多く報道されております。それは戦後の大量消費社会、情報社会へ遷移し、今まさに高度なデジタル革新を通した大きな社会構造の変革に対応するための高度な人材養成を社会から大学に託されているからに他ありません。社会構造の変革期の下、ご父母の皆さま方におかれましては、お子様方の普段の学生生活もさることながら、その後の就職活動のことも大いに気になるところではないかと存じます。
 

明日の社会の明確なヴィジョンが不確定な状況は、学生にとって不安材料になり、迷いや混乱の原因にもなります。就職活動=「まだ先のこと。34年生になってから考えればいい」と先延ばしにしがちですが、心の準備は12年生のうちから始められます。そして、なによりも大事なのは普段受講している授業です。ご父母の皆さまの時代とは異なり、今どきの学生はパソコンやスマートフォンをいとも簡単に扱い、メールやSNSをうまく使いこなしている、それゆえ、文章を書き慣れていると思われがちですが、実はそうではありません。授業で課されるレポート課題、ゼミ活動などを通して、企業に勤めたら必要となる業務報告書、企画書、プレゼンテーション資料など、さまざまな文書資料を作成する文章力、構成力を養うことができます。学生たちは、学校で勉強していることが、企業に勤めてから役に立つ情報リテラシーと直結していることに気づいていないようです。又、先進国が抱えている課題に対しては、本学の目標とする実践知の獲得がその解決に寄与するものでもあります。

そこでぜひ、普段の授業にもしっかり取り組むよう、ご父母の皆さま方からもお伝えください。同時に、キャリアセンターでは、1年生からのキャリア教育、その後のインターンシップ、各種セミナー・イベントから実際の就職活動に対する個別相談に至るまで、キャリアアドバイザーや経験豊富なスタッフがきめ細かく対応していますので、いつでも気軽に相談に来るよう、お話してみてください。ご父母の皆さまもご不明な点、ご不安等ございましたら、ぜひキャリアセンターをご活用ください。

 

キャリアセンターは、学生一人ひとりが充実した学生生活を送り、安心して就職活動ができるよう、全力でサポートいたします。