お知らせ

FICオープンセミナー 専任教員による研究発表会

  • 2022年12月01日
  • イベント・行事
お知らせ

12月20日(火)に「FICオープンセミナー」をオンライン開催します。参加を希望される場合は、以下の要領の通りお申込みください。

1)日時:12月20日(火)17:30~19:00(Zoomを利用)

2)「参加希望申請書」の締切日:12月19日(月)正午まで

3)参加方法:
「本学学生」と「一般の参加者の方」は、上記の締切日までに重定 如彦宛てに(このページ下部の連絡先宛てに)「申請書」を添付ファイルにて送付してください。
なお「学生参加者」の方は、必ず法政大学メールを記入してください。その後、受け取り次第に、Zoomミーティングへの参加に関する「招待メール」をお送りいたします。「一般参加者」の場合には参加可否についてお時間を少し頂くことになります事、ご了承ください。なお、上記の研究会の時間帯に「リンク」を押していただければ、研究会に参加できます(ミュートでのご参加にご協力ください)。

4)内容:
 国際文化情報学会に所属する教員と学生(大学院生・学部生)が参加する形で、国際文化研究科の教員の研究発表会を実施いたします。本会は「一般公開」の研究発表会です。
 本会は1時間半程度で(発表のみ/質疑応答は後日)、発表者の研究に関連する紹介・報告を行っていただきます。 なお、今回の発表においては、リアルタイム・オンライン配信(同期型)にて発表を行っていただきます(Zoom利用)。当日の指定された時間帯に、公開ページにアクセスすることで、発表を見聞きすることができます。

タイトルおよび要旨は以下の通りです。

浅川 希洋志     法政大学国際文化学部 教授 
タイトル:フロー経験は心理指標、生理的指標にどのように表れてくるのか―新しいフロー研究の可能性―
要旨:フロー経験とは没入感を伴う楽しい経験である。本発表では、発表者がこれまで行ってきた調査を紹介しながら、フロー経験が他の心理指標(特に心理的ウェルビーイングに関するもの)とどのような関係にあるのかを紹介するとともに、近年取り組んでいるウエアラブルデバイスを用いて測定する“日常生活における心拍変動パラメータ”との間にどのような関係があるのかを、極めて初期段階の研究ではあるが紹介したい。

 

廣松 勲     法政大学国際文化学部 准教授 
タイトル:ファビエンヌ・カノール『甘い水 D’eau douce』における女性表象
要旨:本発表では、フランス海外県に出自をもつファビエンヌ・カノールの作品を分析しながら、カリブ海域文学における女性表象の問題を素描していく。特に、彼女の小説第一作『甘い水D’eau douce』を分析することで、物語世界においてどのように女性が語られ、そして彼女がどのように語っているのかを明らかにしていきたい。
マルティニック島出身の作家としては、これまでに男性作家が中心であり、カノール姉妹(姉ヴェロニクは詩人・映像作家)の存在や活動はそのような文学野への一種の挑戦であるとも考えられるかもしれない。そのような大きな視点からもカノールの作品(制作活動)を観察しなら、カリブ海域文学とはどのような問題意識のもとで書かれてきたのかを考えていきたい。

   
上記の通り「質疑応答」に関しては、電子メールを利用して実施いたします。 また、セキュリティ対策のため、「一般参加者」が視聴を希望する場合には、事前に「一般参加申請書」を提出してもらい、それに基づいて「参加可否」を研究科において判断いたします(詳細は申請書類を参照)。本学学生が参加する場合にも、参加者の確認を取るために「学生参加申請書」を提出してください。よろしくお願いいたします。
 

5)連絡先
重定 如彦 法政大学国際文化研究科・教授
sigesada(アットマーク)hosei.ac.jp 
※メールでのお問い合わせの際は(アットマーク)を@にかえて送信してください。

参加希望申請書