実施報告(2019年度以前)

【市ヶ谷】手話講座(入門編)を実施しました(10/16~12/11毎回月曜日)

  • 2017年12月14日
実施報告(2019年度以前)

 市ヶ谷ボランティアセンター主催で、手話講座(入門編)を全8回にわたり実施し、定員を上回る多数の応募があり、初回は47名が参加しました。

10月16日、23日(番外編:車いすフェンシング)、30日、11月13日、20日、27日、12月4日、11日の月曜日に講座を行いました。

  手話講座入門編では、NHK手話ニュースキャスター中野 佐世子氏を講師に招き、自己紹介を初め、基本的なあいさつから、聴覚障がい者について、また障がい者に関しての法規などにも触れながら理解を深めていきました。テキスト「遊んで学べる手話ゲームブック」を基本にしながら、楽しく学んでいくことができました。

 番外編として、10月23日(月)に、「車いすフェンシングから考えるパラスポーツの世界」として手話講座とは異なる角度で「東京2020オリンピック・パラリンピック」を意識したプログラムも行い、手話通訳の立場から見たパラスポーツについてや、またパラスポーツに関連した手話についてなども学べました。

 手話講座に関しては、全8回という事もあり、今回の入門編からもっとハイレベルな内容に関して学んでいきたいという意欲的な参加者や、より広義な福祉についてより知識を深めていきたいなどの感想もあり、充実したボランティア講座になりました。

市ヶ谷ボランティアセンターでは、今後もボランティア活動に生かせる講義を行っていく予定です。

 

< 参加学生の感想 >

・軽い気持ちで受けた講座でしたが、回を重ねるごとに世の中を見る態度が変わっていく実感がありました。手話が少しできるようになったことはもちろんですが、それ以上に問題意識をもつようになったり、声をかけようと心がけられるようになりました。これをきっかけにして勉強していきたいです。ありがとうございました。

・手話だけでなく、耳の聞こえない方、目の見えない方とどのようにコミュニケーションをとると良いか知ることができて、本当に良かったです。視野が広がりました。機会があれば、いろいろな人とコミュニケーションを楽しみたいと思いました。

・毎回の講座がとても楽しくて来るのを楽しみにしていました。来年卒業なので講座はもう受講できませんが、講座で学んだことを入社先でも活用していきます。ありがとうございました。

 
・私は、10年前から、保育ボランティアをしています。大学の休みには、保育園で保育士の臨時職員の仕事もしています。保育の現場にも、様々なハンディを持った子どもがいます。保育の現場から感じることは、「出来る人が出来ない人に手を貸す」ということだと思います。子ども同士もお互いに助け合っています。(健常児と発達障害児)老若男女を問わず、みんなが助け合って、幸せになれるといいな、と思います。

 

    

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