お知らせ

『人馬のウェルビーイング活動』のモニタリングを開催

  • 2022年06月12日
  • イベント・行事
お知らせ

5月25日(水)、多摩キャンパス城山校地馬場を会場に『人馬のウェルビーイング活動』のモニタリングが行われ
ました。これは、スポーツ健康学部高見京太教授、現代福祉学部佐野竜平教授、体育会馬術部の柏村晋史監督
と、法政大学SDGsパートナーズ(HSP)加盟パートナーである「NPO法人日本障害者乗馬施設フューチャーバレ
ー」の深野聡理事からなる、人馬のウェルビーイングの研究チームが主催したものです。

「人馬のウェルビーイング活動」とは、引退競走馬を主に用いて馬との触れ合い等を提供し、人馬双方の健康
で幸福なくらしの実現を目指そうとする、当研究チームが提唱する取り組みです。

今回は、多摩キャンパスに勤務する事務職員が、仕事帰りに気軽に参加できるように夕方5時20分を開始時刻と
して設定されました。当日はスポーツ健康学部と現代福祉学部の事務室から合わせて12名が参加しました。

プログラムではまず柏村監督より、馬術部で繋養している引退競走馬について、競走馬時代の走る姿や生産牧
場との緊密な連携状況が紹介されました。その後、深野講師より馬との正しい触れ合い方のレクチャーが施さ
れ、実際にブラッシングや給餌などを体験しました。

参加者は、約1時間のプログラムの中で、馬術部の引退競走馬についての理解を深め、正しい知識を元に安全な
馬との触れ合いを楽しむことができた様子でした。今後も、『人馬のウェルビーイング活動』が、人と馬の双
方に及ぼす影響を検討し、引退競走馬と人々の有用な関わりを研究して参ります。

  • 深野講師より「馬」の特性をレクチャー(馬は引退競走馬の「ラジュンジェレ」6歳メス)

  • 安全面に配慮しながら正しい触れ合い方を実践しました

  • 皆で馬の温かみや優しさを実感しつつ、ラジュンジェレも穏やかに受け入れてくれました

  • ご褒美に新鮮な青草をあげて、ラジュンジェレが喜んで食べてくれました