『印象派画家・Cezanne』(多摩)

2012年12月01日

展示風景

【展示風景】
場所:多摩図書館2Fエントランス

 フランス印象派の作品は、美術館でも企画展として取り上げられることも多いため、一度は皆さんも目にしたことがあるかと思います。印象派と呼ばれている画家たちは、1874年に最初のグループ展を開催しました。それを見たある美術記者が、揶揄して彼らのことを「印象派」と呼びます。これは、彼らの絵が単に第一印象を描いただけにすぎない、という意味からでした。しかし、彼らの絵画は、それまでの西洋絵画に顕著にみられた難解な寓意やアトリビュートを読み解く必要がほとんどなく、歴史や宗教に関する素養がなくても鑑賞を楽しむことができたため大衆に受け入れられ人気を博しました。彼らはこの名前を自ら採用し、歴史に名を残すことになったのです。

 2012年度後期展示では、多摩図書館が所蔵する画集を集め、印象派の画家たちの作品をお楽しみいただきたいと思います。

12月テーマ「Cezanne」

 ポール・セザンヌは1839年にエクサン・プロヴァンスで裕福な家庭に生まれました。1861年にパリへ出たセザンヌはそこで印象派の画家たちとの交流を通じて戸外で描くようになり、1874年と1877年には印象派のグループ展に参加しました。その後プロヴァンスへ移り、制作を続けました。1901年、エクス郊外にアトリエを建てる頃には、名声もあがり、訪問者も増えました。1906年に67歳で他界するまで、精力的に画家としての活動を続けました。

お問い合わせ先:多摩図書館 2Fカウンター TEL:042-783-2264