『印象派画家・Monet』(多摩)

2012年10月01日

展示風景

【展示風景】
場所:多摩図書館2Fエントランス

 フランス印象派の作品は、美術館でも企画展として取り上げられることも多いため、一度は皆さんも目にしたことがあるかと思います。印象派と呼ばれている画家たちは、1874年に最初のグループ展を開催しました。それを見たある美術記者が、揶揄して彼らのことを「印象派」と呼びます。これは、彼らの絵が単に第一印象を描いただけにすぎない、という意味からでした。しかし、彼らの絵画は、それまでの西洋絵画に顕著にみられた難解な寓意やアトリビュートを読み解く必要がほとんどなく、歴史や宗教に関する素養がなくても鑑賞を楽しむことができたため大衆に受け入れられ人気を博しました。彼らはこの名前を自ら採用し、歴史に名を残すことになったのです。

 2012年度後期展示では、多摩図書館が所蔵する画集を集め、印象派の画家たちの作品をお楽しみいただきたいと思います。

10月テーマ「Monet」

クロード・モネは1840年パリ生まれ。ル・アーヴルからパリに戻ったときは、地方の風刺画家の一人でしたが、まもなく印象派の指導者となります。モネは、アカデミー・シュイスで学び、1860年代にはバジール、ルノワール、シスレーとともに、「戸外制作」に全力を傾けました。1874年第1回印象派グループ展に参加。1889年、パリのジョルジュ・プティ画廊での展覧会で成功を収め、1890年にはジヴェルニーに家を購入します。以後1926年に死去するまで、重い視力障害にもかかわらず制作を続けました。

お問い合わせ先:多摩図書館 2Fカウンター TEL:042-783-2264