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法政大学が地域とともに活性化する 『わくわくほうせい!』 |
法政大学多摩キャンパスを、学生、教員、地元住民、地元企業に愛される、魅力あふれるキャンパスとするため、「大学と地域が交流をしながら、子供を育てる場を提供すること」を目標とする。
多摩キャンパスは都心から遠く、市ヶ谷キャンパスの学部に比べると受験生離れがおきている。在学生や教員にとっても利便性に劣り、多摩キャンパスのさらなる「魅力」の付加が必要とされている。地域からも大学を利用したいとの声がある。
在学生が自ら企画を作っていくことで、地域住民たちとの年齢や身分を超えた付き合いをできるようになること、自発的に活動をコーディネートできるようになること、仲間と協調し法政大学を愛する心をはぐくむこと、そしてこれからの社会に必要なリーダー格に成長してもらうことなどを目的とする。
法政大学の多摩キャンパスにしかない魅力を存分にいかせ、大学生が大学の魅力に自信を持って活動できる。学生が地域住民と交流しながら、自らを鍛え成長していくことに意義がある。
大学としても地域交流の実績を得られる。
本活動では、近隣または多摩地区の幼稚園・保育園・小学校・中学校・大人グループに対して、「オーダーメード」で自然体験イベント、理科実験イベントを提供する。
これまでに本ゼミナールではJST(独立行政法人・科学技術振興機構)の支援により、多摩地区の小学生を対象とした理科実験教室や(2008年度)、近隣幼稚園・(保育園)児対象の自然体験教室「わくわくほうせい!」(2009~2011年度)を実施した実績がある。
ここ数年の活動によって、学生たちの間に「地域または社会のリーダー」としての顕著な能力向上が見られ、学生においては就職活動でも有利に働いた。
参考資料として、前年度の活動報告書、決算報告書を添付書類とした。
昨年度は、園児・児童158名、保育士・教員8名を多摩キャンパスに招くことができ、また、本学学生は、延べ99名、教員5名が参加する実績となった。
今年度は、特に地域との交流に力を注ぎ、多摩キャンパスに住民や子供たちを招待するだけでなく、出張版「わくわくほうせい!」や、野外「わくわくほうせい!」を実施し、より地域交流への効果を狙うものとする。地域住民だけでなく、地域の企業の活躍の場も工夫していく。
学生たちにより、ゼミホームページや地域広報誌への情報掲載、さらに近隣の幼稚園、学校への案内資料配布や電話による広報活動を行い、イベント提供先を決定する。今年度は従来以上に広範囲を対象に、小学校や中学校にも広報活動を働きかけ、地域住民との事前の綿密な打ち合わせにより、地域のニーズに対応した「わくわくほうせい!」を提供する。
以上2つの視点から目標の達成度を測る。そのための具体的な方法を以下に記す。