法政フォトジャーナル(2019年度)

学生スタッフVSP企画~「廃油石鹸づくりで考えるリサイクル」を実施しました(12/15)

  • 2020年01月22日
法政フォトジャーナル(2019年度)

12月15日(日)、荒川区居場所ネットワークのバイタルプロジェクトのイベントの一環として、「リサイクルの大切さ、及びゴミ問題について考える機会を提供する」、「子ども達に学校の教科とは異なる学びを提供する」、「居場所ネットワークに通う子ども達に普通の授業を受ける感覚で学ぶことの楽しさを知ってもらう」を目的に、この企画を実施しました。当日はボランティア学生スタッフ8名(うち企画者3名)、荒川区居場所ネットワークに通う小・中学生5名が参加しました。
企画の前半はアイスブレイクで学生スタッフと子ども達が話しやすい状態を作り、講義形式で「ゴミが増え続けるとどうなるか」「4Rとは」について考えてもらう話をしました。実物資料を準備したり、問いかけを多くしたりしたことで、楽しんでもらえたと思います。

後半は廃油石鹸づくりをしました。材料をペットボトルに入れて振ることで混ぜるのですが、その際、置いておく時間があったため、その隙間時間で環境問題対策に関するクイズを出題したり、自分が普段行なっている環境保全活動を考えてもらったりしたことで、子ども達にも主体的にまた活発に取り組んでもらえたのではと思います。

今回の企画を期にバイタルプロジェクトの方から「今後もいろんな企画を実施してほしいし、学生がやりたい企画に協力したい」と言っていただけたので、今後の活動にもつながる良い企画になったと感じています。今後もこのような取り組みを継続して行いたいと思います。

文学部哲学科2年 佐久間 喜望

<参加学生の感想>

はじめての企画プログラムで、周りの人に助けてもらいながら無事終えることができました。子どもたちの年齢層が広くて内容を考えるのが難しかったです。でも皆さんが積極的に参加してくれ、運営もしやすく当初の目的の「楽しみながら学ぶ」という目標を達成できたのではないかと思います。今後、石鹸の形も変えるということもできたらいいなと思います。

人間環境学部 人間環境学科 1年 阿波加 夏輝

今回の廃油企画を通して、子どもたちだけでなく企画者・参加者ともにリサイクルについて改めて考えることができました。こども達にとっても身近であるリサイクルの問題を、廃油を使って石鹸を作るという実践を通して学べたことは、とても良い経験になりました。この企画を通して、子どもたちと楽しい時間を過ごすことができ、ボランティアの楽しさを改めて実感しました。最後に別れを惜しんでくれたこどもの姿は忘れられない思い出になりました。

キャリアデザイン学部キャリアディン学科1年 宇野 瑠奈

今回、バイタルプロジェクトさんのもとで廃油石鹸づくりの企画に参加させていただきました。僕にとってはVSPの学生が考えた企画に参加するのはこれが初めてでした。参加する前は子どもたちとうまく接することができるか不安で少し緊張していましたが、参加してくれた子どもたちはみんな明るく元気で、一緒に石鹸づくりを楽しむことができました。本当に楽しそうにリサイクルについて学んでくれました。企画が終わったあと、バイタルプロジェクトさんから「普段は自閉的な子が今日は積極的だった」と言う話を聞き、自分達の活動が子どもたちにとって特別なものになったことを実感できて、とても嬉しかったです。 今回は参加者が少なかったので、次はさらに工夫をして、もっと多くの子どもたちにリサイクルの大切さを楽しみながら学んでほしいです。今回の企画で見つけた良かった点、反省点を生かして今度は自分が企画する側として子どもたちに特別な経験を与えられていけたらいいなと思います。

デザイン工学部建築学科1年 遠山 開

アイスブレイク

アイスブレイク

リサイクルについて説明

リサイクルについて説明

石鹸作りの説明

石鹸作りの説明

子どもと一緒に石鹸作り

子どもと一緒に石鹸作り