法政フォトジャーナル(2019年度)

2019年7月7日(日)市ケ谷キャンパスで「2019年度ウエルカム・フェスタ」を実施しました

  • 2019年07月29日
法政フォトジャーナル(2019年度)

ウエルカム・フェスタは2014年より入学後のこの時期に毎年開催しています。学校法人法政大学が設置している、法政大学高等学校、法政大学第二高等学校、及び法政大学国際高等学校に在籍する高校1年生(約1,200人)に対して、本学のアイデンティティや教育目標を知ってもらうことと、付属校生徒に大学での学びを理解してもらい、これを契機に法政大学付属校生としての学習の意義についても理解してもらうことを目的とした高大連携の企画です。

プログラムは午前・午後の2部に分け、同一内容で実施しました。

プログラム前半では、外濠校舎の薩埵ホールで実行委員長の生命科学部・廣野雅文教授の開会宣言の後、廣瀬克哉副学長・常務理事による大学のアイデンティティや教育目標を知ってもらう「ようこそ法政へ!」という講演を、続いてキャリアデザイン学部の寺崎里水教授による大学と高校の学びをつなぐ「学問のチカラ」という2つの講演を行いました。

後半は、生徒は外濠校舎から富士見坂校舎へ移動し、学部ごとに16の教室に分かれて、大学生の「学び」を知る企画である「学びのモデル」に参加しました。各教室では、付属校出身の学部生(大学院生)が自身の高校での学習姿勢、大学での学習・研究活動、将来の目標などを発表し、付属校教諭の進行のもと、高校1年生からの質疑応答や大学教員からのさらに一歩踏み込んだ学習・研究内容のお話が展開されました。1時間という短い時間ではありましたが、参加した大学生からは「高校一年生の後輩が将来のキャリアを考えるにあたって、今回私が話したことが参考になれば嬉しいです」「自分にとっても、過去を振り返ることによって自分の興味や現在取り組んでいることへの意義を再確認する良い機会になった」といった感想が寄せられ、大学教員からは「限られた時間ではあったものの、大学の学びの意義を伝えることができたと感じています」「3校の付属校生たちが「大学」ということを共通項としてディスカッションできる機会は刺激になっていたようである」との感想がありました。

また、生徒の保護者に対しても参加を呼びかけ、約300人の参加申込みがありました。保護者は、プログラム前半は薩埵ホールで生徒と一緒に講演を聴講し、後半は「副学長、校長と語ろう」という企画への参加、または在学生によるキャンパスツアーのいずれかに参加をしました。

全体を通して、参加した付属校生徒からは「将来進学する予定の法政大学のことを知ることができて良かった」「大学生のお話はすごく勉強になって、頑張ろうと思えました」などの声が、保護者からは「法政大学や付属校が目指しているもの、大事にしていることが伝わってきて、温かさを感じた」「高校1年のこの時期にこのような企画をおこなっていただけることは、生徒・保護者にとってとても有意義であった」などの声が寄せられました。

付属校生徒と保護者で満席のさったホール

付属校生徒と保護者で満席のさったホール

廣野雅文ウエルカム・フェスタ実行委員長(生命科学部教授)の開会宣言

廣野雅文ウエルカム・フェスタ実行委員長(生命科学部教授)の開会宣言

講演:大学のアイデンティティや教育目標を知ってもらう「ようこそ法政へ!」廣瀬克哉副学長・常務理事

講演:大学のアイデンティティや教育目標を知ってもらう「ようこそ法政へ!」廣瀬克哉副学長・常務理事

講演:大学と高校の学びをつなぐ「学問のチカラ」キャリアデザイン学部 寺崎里水教授

講演:大学と高校の学びをつなぐ「学問のチカラ」キャリアデザイン学部 寺崎里水教授

大学での学び紹介「学びのモデル」(※生徒のみ) 

大学での学び紹介「学びのモデル」(※生徒のみ) 

大学での学び紹介「学びのモデル」(※生徒のみ)

大学での学び紹介「学びのモデル」(※生徒のみ)

大学での学び紹介「学びのモデル」(※生徒のみ) 

大学での学び紹介「学びのモデル」(※生徒のみ) 

「副学長・校長と語ろう」(※保護者のみ)

「副学長・校長と語ろう」(※保護者のみ)