6月19日(水)にボランティアセンター学生スタッフ(VSP)が[東京2020応援プログラム]として「自閉症スペクトラム障がいについて考えよう」をに実施し、14名の学生が参加しました。
ワークショップや、講師の先生の講義を通して参加者、企画者ともに自閉症スペクトラム障がいについての知識を身につけることができました。
この企画ではまずスタンプラリー形式のワークショップを行い、自閉症スペクトラム障がいのある方がどのようなことをすることが難しいのか参加者の方全員に体験していただきました。ワークショップの内容は、2枚重ねにした軍手をはめ、手の感覚が鈍くなっている状態ではさみを使ったりパソコンで文字を入力したりしました。視野が狭くなるゴーグルを装着し、障害物の周りを歩くこともしました。次に模擬授業で騒がしい教室の中、耳がよく聞こえる状態を再現するため集音器を付け、ある大学生の1か月の予定の聞き取り・書き取りをするディクテーションを行いました。最後に特定非営利活動法人ADDSの加藤愛理氏より講義をしていただきました。自閉症スペクトラム障がいについて、障がいを持った方との接し方などを学ぶことができ、私たちが今からできることを考えることで有意義な時間を過ごすことができました。
ワークショップや講義を通して、私たちの「当たり前」が当たり前でない人もいることを再発見することができました。自閉症スペクトラム障がいの特徴は健常者であっても該当するものもあり、自分たちにとって遠い存在でないことも気付くことができたと思います。今後も「違うから面白い」という意識を持っていただけるような活動を行っていきます。
ボランティアセンター学生スタッフ(VSP)
キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科1年 髙師 桜子
〈参加学生の感想〉