法政フォトジャーナル(2019年度)

「お酒とクスリの大事な話」を実施しました

  • 2019年07月03日
法政フォトジャーナル(2019年度)

小金井(5/22)、多摩(5/29)、市ケ谷(5/30)の3キャンパスにおいて、学生センター・課外教養プログラム「お酒とクスリの大事な話」を実施しました。当日は、学生団体を中心に呼びかけ、293名(市ケ谷154名、多摩68名、小金井71名)が参加しました。

講師は、昨年に引き続き紙谷名枝子氏(特定非営利活動法人ASK予防教育講師)と多摩キャンパスのみ本学スポーツ健康学部教授鬼頭英明先生にお願いし、アルコール、薬物の危険性に加え、今年はエナジードリンクや電子タバコなど、現在話題となっているテーマについてもご講演いただきました。

紙谷先生の講座では参加学生にお願いし、「飲み会に誘う役」と「飲み会を断る役」に分かれ、寸劇を演じてもらいました。その演技はリアリティがあり、どのように飲み会を断ったらよいか、みんなで意見を出し合う場面もありました。

飲酒による死亡事故の生々しい話も紹介され、学生が提出したアンケートには「納会が年2、3回ありますが未成年飲酒は絶対にないです。3年が数名飲み物を管理したりお店選びの際にソフトドリンクが飲み放題に含まれているかを確認します。団体、サークルでは3、4年がそういう所に気配りをする事が大事だと思います。」「アルコールの怖さが改めてわかった。もともとあまり飲み会などを開かないサークルだが気を付けないといけないと思いました。」など、本講座で過度な飲酒の危険性に関する感想が多数寄せられました。

学生生活を送っていく中で、新入生歓迎会や合宿等、サークルの集まりなど、お酒を飲む機会は多数あります。そもそも未成年飲酒は法律上禁止されていますが、体質的にお酒が飲めない人に強要すると思わぬ事故に繋がります。本プログラムで学んだことを活かし、飲酒事故を未然に防いでいただきたいです。

関連リンク

特定非営利活動法人ASK 予防教育講師 紙谷先生

特定非営利活動法人ASK 予防教育講師 紙谷先生

参加者とコミュニケーションを交わす紙谷先生

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多摩キャンパスでの鬼頭先生の講演の様子

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「お酒を誘う・断る」寸劇の様子

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