お知らせ

【佐藤くるみさん(経営学部2年生/木村純子ゼミ)へのインタビュー】

  • 2022年01月24日
お知らせ

こんにちは!広報委員会の伊藤、鹿島、竹之内、橘、大澤です。
本格的に寒くなってきました。コロナウイルスの拡大も落ち着いてきましたが、皆さんはこの冬、どうお過ごしでしょうか?私たち広報委員の中には、感染症対策をしっかりした上で外出したり、暖房の効いた部屋で家族との時間を楽しんだり、新しいことに挑戦したりと様々です。体調を崩さないようお気をつけてお過ごしください。
2020年初頭から、大学での学びの形も大きく変わりました。特に、現在の1~2年生は、長期間オンライン授業が続いたことで、入学前に思い描いていた学生生活と現状が大きく異なり、戸惑っている面もあるのではないでしょうか。
コロナ禍において大学での学びを深める一つの手段が、ゼミへの参加です。経営学部には50以上のゼミが開講されており、2年生以上が参加することができます。
そこで今回は、経営学部のゼミ活動について、経営学部2年の佐藤くるみさんにお話を伺いました。佐藤さんは、ほぼ全ての授業がオンライン形式だった昨年、木村純子ゼミに応募・合格され、今年度からゼミ唯一の2年生として精力的に活動されています。
今回のインタビューは、来年度からの入ゼミを控えている、1年生の伊藤、鹿島、竹之内、橘が中心となって実施しました。

1.木村ゼミではどのような活動をしているのですか?


木村ゼミでは、春学期と秋学期で学習する内容が異なります。
春学期は、6人くらいのグループを組み、企業のバックアップのもと、商品の発売促進方法を考えます。そして考えた販売促進方法を、その企業の関係者の前でプレゼンします。私は特に、B to Bの商品開発がメインだった企業が、B to Cの商品を開発・販売するときの販売促進方法を考え、プレゼンするという内容が一番難しかったです。
秋学期は、『1からのマーケティング』という教科書をもとに学習を進めます。一人一人に担当する章が割り振られ、そこに書いてある内容や理論がどのようなものか、具体例を交えながら発表します。

2.普通の授業とゼミの違いは、どこにあると思いますか?


ゼミは、普段の授業に比べて自分の意見を言うことがとても多いです。受動的ではなく能動的に参加することが求められると思います。始めの頃、私は自信を持って自分の意見を言うことができませんでした。しかし、そのような時は胸を張り、自信を持っているように振る舞うことを心がけました。こうすれば少しずつ自信が付いてくるので、皆さんにもおすすめです。

3.ゼミに入った理由は何ですか?


「頑張ったこと」を大学在学中に作りたかったからです。入学して以来、授業はオンライン上で行われるものばかりで、このままの大学生活でいいのか不安でした。「ゼミに入れば、通常の授業で得られない思考力が身につく」と身近な人から勧められたことも、ゼミに応募した理由のひとつです。

4.たくさんあるゼミの中から、木村ゼミを選んだ理由について教えてください。

元々、マーケティングに興味があったため、マーケティングを学ぶことができるゼミを探していました。しかし、多くのゼミがあるので、どのゼミに入ればよいのか迷いました。
最終的には、「ゼミの雰囲気が良さそうだった」というのが決め手です。コロナ禍だったため、オンラインでの開催ではありましたが、木村ゼミの説明会に参加した際に、先輩の話し方や空気感が良いことが伝わってきました。それが印象的だったので、木村ゼミに入りたいと思いました。

5.ゼミに入ってどのような変化がありましたか?


自分の意見を発することに対して、抵抗感が無くなったことです。初めは苦手だなと感じていたのですが、木村ゼミでは必ず1回は発言しなければならないルールがあるので、機会を重ねるごとに堂々と自分の意見を言えるようになりました。今では、意見を言う際には理由と具体例をつけるようにしたり、説得力を高めるための工夫もするようになりました。
また、自分の欠点を知る機会が増えたとも感じます。ゼミでは発表後に先生からフィードバックをいただくので、客観的な視点から自分を見つめることができ、自身の成長へと繋がりました。

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インタビューは以上です。今回のインタビューを通じて、コロナ禍であっても、自分の心がけ次第で多様な学びができることがわかりました。
経営学部にはたくさんのゼミがあります。第一次募集は今年11月に終了しましたが、2022年4月に春募集を行うゼミもあり、まだ入ゼミのチャンスはあります。特に現在の1~2年生の方にとって、このインタビューがゼミに興味・関心を持つきっかけとなれば嬉しいです。
佐藤さん、お忙しい中お話を伺わせていただきありがとうございました!

取材後の感想:
(伊藤)私は、来年度からゼミに入ります。今回、佐藤さんのお話を聞いて、改めてゼミの良さや魅力を感じ、来年度からゼミで活動をすることがより楽しみになりました!
                 佐藤さんのように、自信を持って自分の意見を言えるように頑張りたいと思います。
(鹿島)私も来年度からの入ゼミを控えているのですが、佐藤さんが「自分の意見を言うことが大事だ」と仰っているのを聞いて、今からでも自身の考えを言語化する能力を養いたいと思いました。
(竹之内)ゼミに入ると考える力が身につくというお話が印象に残っています。ゼミに入るのはハードルが高いと捉えてしまうことがよくありました。
                      しかし、大変なことでも経験した分、成長できるのだと感じました。
(橘)自分は今年度のゼミ募集では応募しませんでしたが、今回のお話を聞いて、来年度はゼミに応募しようと思いました。
             普段の授業では自分の意見を言うことはほとんどないので、 ゼミの活動にとても魅力を感じました。
(大澤)私も佐藤さんと同じ木村ゼミに所属しています。普段はゼミの意義などについて深く話したことはないですが、今回のインタビューではゼミに対する秘めた想いなども聞くことができ、
                 心温まる時間でした。

取材:伊藤璃音(経営学部1年)、鹿島菜央(同1年)、竹之内あかり(同1年)、橘颯大(同1年)、大澤怜央(同3年)