お知らせ

【OB・OGインタビュー】竹内菜緒美さん

  • 2021年09月13日
お知らせ

みなさんこんにちは!

経営学部広報委員会の永井友哉、鹿島菜央、竹之内あかり、橘颯大です。
今回は、社会人であり、私たち広報委員のOGでもある竹内菜緒美(たけうち・なおみ)さんにインタビューをさせていただきました。
竹内さんは2019年にサントリーホールディングス株式会社に入社され、現在は外資系大手通販サイトの本部担当としてアルコール類の営業を担当されています。

1. 学生時代の経験が社会人になって活きた場面はありますか。

 私も学生時代、広報委員会に在籍しておりました。そこで大切にしていたことは、自ら目的や課題を考えてアクションを起こすことです。具体的には、委員会に入ったばかりの新入生の不安を払拭するために、取材の方法や規範のマニュアル化をプロジェクトとして進めたり、委員会の認知度向上を目標とし、チラシを作成・配布し、授業内で広報委員会についての紹介をしたりと手を尽くしてきました。1つ1つの仕事をタスク化してこなしていくのではなく、自ら目的を考えてアクションを起こしていくことは、どのような仕事にも通ずるものだと思いますし、実際に今の仕事でも大いに活かせています。

 

2. 仕事における今後の目標はありますか。

 将来の目標は「まだ世の中にない価値(新しい商品)を生み出し、ひとりでも多くの方に喜んでいただくこと」です。それを達成するためには自分自身の成長が不可欠であり、それが現在の目標です。例えば、最終的な消費者だけでなく、その流通に携わる人々までをも含めた「顧客」の声への理解を深めることや、現在の仕事であるECへのアプローチから「どうすれば消費者を誘引できるのか」といったノウハウを学ぶこと、すなわちマーケティングの地力を培うことがそれにあたります。ほかにも、人脈を広げていくことや専門知識の勉強など成長のためにやることは山積みですが、成長へのチャンスと捉え、これからを過ごしていきたいです。

 

3. 学生へのメッセージをお願いします。

 今ある時間を大切にしていただきたいと思います。みなさんのコロナ禍における大学生活は、高校生のときに思い描いていたものとは大きく違うところがあるかもしれません。私もコロナ禍で思い通りにいかず、つらい思いをすることがあります。しかし、大学4年間は長いようで本当にあっという間です。「コロナ禍だから」といって諦めるのは非常にもったいないことだと感じます。アルバイトや趣味など自分のやりたいことに時間をかけて向き合えるのは今しかありません。後から振り返って「よい学生生活だった」と思えるように、やりたいことにどんどん挑戦してみてください。

竹内さんインタビュー.jpg

4. 取材を終えて気づいたこと(広報委員)

 インタビューをしていて印象的だったのは、コロナ禍による制限された大学生活が大部分を占める私たちとそれ以前の時期を過ごしてきた竹内さんとの「大学生観」のギャップ(授業や留学、インターンについての話など)でした。竹内さんは、私たちの現状に対して驚きを感じつつも、当時を振り返り、先述の回答に限らず数多くのアドバイスをくださりました。いただいたアドバイスはどれも私たちの心に深く響くものであり、コロナ禍という大きな転換点を迎えた今でも、学生のあり方の本質は変わっていないのだと改めて考えさせられました。また、仕事やこれからの人生について深く考えなければいけない時期にある私にとって、「こうありたい」と思うあり方でした。社会人でありながら、私たちの先輩でもあるという特殊な距離感だからこそ、「ライブ感」があり、気づきも多かったのだと思います。非常に密度の濃い1時間でした。(3年 永井)

 何事も簡潔且つ明確な根拠に基づいて説明してくださった竹内さんの姿がとても印象に残っています。これは論理的な思考能力や分析力、コミュニケーション能力など様々な力が備わっていないとなし得ないことだと感じます。残りの学生生活を通じ、竹内さんのような物事を筋道立てて伝える力を身につけたいと強く思いました。今回のインタビューは社会人の方と接する機会が少ない私にとって、貴重な経験となりました。興味深いお話を聞かせてくださり本当にありがとうございました!(1年 鹿島)

 竹内さんが過ごされた学生生活は中高生のときに思い描いていた大学生のイメージに非常に近く、学生のライフスタイルが大きく変わっている印象を受けました。コロナ禍であっても平等に与えられた時間の使い方は自分次第であるからこそ、受け身ではなく主体的に行動することが求められると感じました。また、普段はなかなか知ることのできないコロナ禍で働き方が変わったというお話を聞き、将来の仕事について考えるきっかけになりました。(1年 竹之内)

 広報委員として続けてこられた活動がどのように今のお仕事に活きているのかを詳しくお話していただきとても参考になりました。また、コロナ禍であり入学前に描いていた大学生活を送れていない現状でどれだけ時間を有意義に使うことが重要であるかをお話していただき参考になりました。この二つのお話を踏まえた上で私は1人の学生として、また広報委員としてさらに成長していきたいと思いました。(1年 橘)

 

お忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました。先輩のこれからのご活躍を広報委員一同、応援しています!

取材:永井友哉(経営学部3年/広報委員編集長)、鹿島菜央(同1年)、竹之内あかり(同1年)、橘颯大(同1年)