お知らせ

「第21回環境展」特別企画・産総研協力「海と雲と地球を冷やす藻」を開催(2020年11月9日)

  • 2020年11月12日
お知らせ

法政大学環境センターのホームページにおいて、「第21回環境展」を2020年11月9日(月)から開催致しました。法政大学環境センターは、新型コロナウィルスに対する感染予防策を講じた上で、特別企画として、国立研究開発法人産業技術総合研究所にご協力いただき、古賀聖治主任研究員をお招きして講演会を開催いたしました。
 古賀講師からは、藻類が各種揮発性物質を生成し、それらが太陽光の一部を反射して地球の気温を適度に冷やす雲の形成と深く関わっていること、PM2.5や酸性雨などの地球環境問題、南極大陸周辺の海や小笠原諸島での藻類と大気微粒子との関連を示す観測事例を紹介していただきました。また、講演会では積極的に質疑応答が行われ、講演終了後も講師の研究内容を紹介するパネルを前に、参加者は気候形成に関連する藻類の役割について、熱心に勉強していました。「第21回環境展」は、2020年11月30日(月)まで開催しています。古賀講師による力作のパネルも展示中です。是非お立ち寄りください。
 

  • 当日は「えこぴょん」も講演会を見守りました

  • 藻の生成について観測研究から明らかになったことを中心に紹介

  • 講演後は参加者から積極的に質問がありました

  • 藻の活用の今後の展望に関するするどい質問

  • 終了後は古賀講師作成のパネルにくぎ付け

  • 当日は天気もよく遠くまで見渡せました