ゼミのテーマ
会社法
ゼミの目的及び概要
この講義の到達目標は、「江頭憲治郎教授の『株式会社法第7版』を正確に理解すること」です。会社法は、会社員となる学生、すなわち、企業社会で生きてゆこうとする学生のみならず、法科大学院の受験や司法書士・税理士などの資格の取得をめざす学生にとっても不可欠 なもので、真剣に学んでおいて後悔しない法分野です。カリキュラム・ポリシーとの関係では、本演習は、①「裁判と法コース」、「行政・公共政策コース」、「企業・経営と法コース」、「国際社会と法コース」などを選択する学生にとって有益な能力を身につけることができます。②予習をすることが大前提です。予習をした上でソクラティック・メソッドによって議論することによって、問題を検討する能力を身につけることもできます。③努力をいとわなければ、この教科書は視野を法律学以外のコーポレート・ファイナン ス、会計、法と経済学といった世界にも広げることのできる教科書です。 この講義は、発表担当の学生が、教員とともに、アメリカのロースクールで行われている対話形式［ソクラティック・ メソッド］で進めます。適宜、教員が助け船を出します。
ゼミの年間計画（合宿などを含む）
毎回または交互に、教科書を３０頁程度読み、判例を１件検討します。具体的なイメージは、本年と同様ですので、本年のシラバス（授業コード：A0210）を見てください。
学生へのメッセージ
二年間のゼミが終了したときに学生諸君が能力を身につけることができたと実感できるようになることが、教員の夢です。教員の経歴、業績などについては、 http://kenkyu-web.i.hosei.ac.jp/Profiles/15/0001480/profile.html をよく見て、また、よく考えてから、ゼミの選抜に応募してください。