ゼミのテーマ
労働法の模擬裁判、特定テーマ研究および判例研究
ゼミの目的及び概要
労働法の基礎的知識を修得していることを前提に、事例問題に関する模擬裁判・判例研究・労働法の特定テーマ研究などを通じて、労働法の課題探求・理論の応用・問題解決能力を獲得させることを目的とする。
ゼミの年間計画（合宿などを含む）
労働法をめぐる最近の法的問題について事例問題を使った模擬裁判と最近の判例を素材にしたケース・スタディを行う。事例・模擬裁判としては、教員が作成したケースにつき、労働者側チームと使用者側チームの2グループに分けて、相手方を論破し、または譲歩を引き出すまで徹底的な議論を行う。判例研究としては、ここ2、3年の間に出された最高裁判決を中心に新しい理論テーマを取り上げて検討することにする。また、労働法のテーマ研究では、労働契約法などの最近の立法論上の課題を取り上げ、労働法の政策的課題を研究する。
学生へのメッセージ
ゼミに入る前に、労働法総論・労働契約法を受講することと、前掲のベーシック労働法を必ず読んでいること。また、大体このくらいでというところにとどまらず、一歩でも先に進んで勉強を深めてほしい。