学生の声(心理学専攻)

長沼 里美(ナガヌマ サトミ)さん

長沼さん

人文科学研究科  心理学専攻  修士課程在学中

-研究テーマ-
Dating Violenceの攻撃形態の分類および加害者・被害者の特性が
攻撃形態に与える影響の検討

大学院進学を考えた理由・時期

大学院進学を考えた時期は大学3年生の冬頃です。大学で臨床心理学を中心として心理学全般を学んだことで、中学生の頃から興味を持っていた犯罪心理学についてより深く専門的に勉強したいと思うようになりました。そして、犯罪心理学を学んで得たことを活かせるような職業に就きたいと考えたため、進学を考え始めるようになりました。

学んでいる研究内容

婚姻外の親密な関係における暴力、Dating Violenceについての研究をしています。国内では最近認知されてきた概念なため、まだ分かっていないことが多いです。そのため、暴力の分類や性格の特徴から被害に遭いやすい、加害してしまいやすいDating Violenceの形態が予測できるかについての行い、効果的な予防や介入につなげていくことを目標としています。

法政大学大学院の魅力

研究室という枠にとらわれずに、学生同士そして先生方と交流できることが最大の魅力だと思います。研究についてはもちろんですが、普段の講義の内容や学会の感想等さまざまなことについて意見を交換することが出来ます。研究発表会で先生方や他の院生からアドバイスをいただけるのはもちろんのこと、講義や日常のちょっとした時にも「そういえば…」と声をかけてくださることがあり、一人一人を気にかけてくださっていることが実感でき、その度に法政大学大学院に進学してよかったと感じています。

また、私は他大学から進学したため、法政大学大学院で思うようにやっていけるかとても不安でした。しかし、どの先輩方も先生方も大変親切で、PCの設定から学会発表の準備まで、分からないことや困ったことがあると助けてくださいます。そのため、他大学からの進学を考えてらっしゃる方は何も心配しなくて大丈夫です。

大学院で身についたこと

自分から問題意識を持って取り組み、問題点を洗い出し、解決するための計画をたてて実行し、その結果を評価してさらに改善する、という一連の思考の流れが身に付いたと思います。これまでは、周囲から与えられたことを受動的にこなすことで十分でしたが、そのような態度では研究は何も進みません。また、自分の好奇心や興味を満たすためだけの研究ではなく、社会に還元できるような研究にするにはどうしたらいいのかというような、“社会の中での自分”という観点が身に付いたと思います。

将来の夢、目標を教えてください。

来年から科学捜査研究所の研究員として働くため、大学院で学んだことを現場で活かせたらと思っています。研究テーマであるDating Violenceについてはもちろんですが、殺人事件や窃盗についてのプロファイリング、ポリグラフについてなど仕事の土台となる部分は身に付いているはずなので、貪欲に新しい知識や技術を身につけて、いつか社会の役に立って私にしかできない仕事することが将来の夢です。

page top

本村 祐里佳(モトムラ ユリカ)さん

本村さん

人文科学研究科  心理学専攻  修士課程在学中

-研究テーマ-
対人葛藤場面における共感性と気持ち表現の関連

大学院進学を考えた理由・時期

進学を考えた時期は、大学2年生の冬です。私は法政大学の内部ですが、体育会フェンシング部に所属していたSSI生だったので、専門科目単位数が少なく、その中で教育心理学や発達心理学を学んでいて、もっと深く心理学を学びたいと考えたのがきっかけで進学を決めました。

学んでいる研究内容

発達心理学や学校カウンセリング等を中心に学び、その中でも共感性や感情の側面に注目して研究しています。近年いじめ等の対人関係の問題が多くみられ、私はこのような問題を軽減できるような研究をしていきたいと考えたのがきっかけで、相手を思いやる「共感性」と人が気持ちを表す「感情の言葉」がどう関連しているかを児童期中心に検討しようと考えています。共感性が高い人は対人葛藤場面において自分と他者の気持ちを理解できると思うので、気持ちをうまく表現できるのではないか、そのことがコミュニケーションにおいて重要なことではないかと考え、研究を進めています。

法政大学大学院の魅力

心理学専攻の中で研究分野が違っても先生方や先輩方が指導してくださるところが魅力です。指導教員やゼミが決まっていても、他のゼミを聴講することもできます。そのことによって違った観点からの気づきが多くなり、自分の研究の参考になります。

大学院で身についたこと

さまざまな先生方や先輩方とお話しできる機会が多く、その中でボランティアや心理を活かせる仕事を紹介してもらい、大学院のみならずいろんな現場で交流を持てるので、いろんな方との出会いにより自分自身を見直せ、自分が気づけなかった考えを知ることができるので毎日勉強になっています。

将来の夢

目標は、大学院で学んだことを活かして学校心理士の資格を取得し、将来について具体的なことはまだ定まっていませんが、自分の経験が活かせる心理職に就きたいと考えています。