学生の声(公共政策学専攻)

沖 依子(オキ ヨリコ)さん

沖さん

公共政策研究科 公共政策学専攻 公共マネジメントコース 修士課程在学中

-研究テーマ-
「縮退する都市における郊外集合住宅地の研究」

大学院進学を考えた理由・時期

会社人としての人生は十分過ぎるほどに充実していましたが、自身が一人の自立した社会人であるかと自問したときに、回答に窮し、後半生の人生は二つの価値観のバランスをきちんと取りながら生きたいと痛切に思ったことがきっかけです。

2013年6月頃に、大学院への進学を具体的に考え始め、9月末に決心し、10月から具体的な情報収集に着手しました。

学んでいる研究内容

公共哲学、市民社会論、政策学、行政学、財政学、都市政策論、社会調査法、シンクタンク論など。初めての学習・研究領域であることから、当初は授業についていくのに懸命でしたが、M1の3期に、ほぼ自身の研究テーマが固まった頃から、やっと点が線になってきました。個々の授業の内容をいかに自分の研究領域に適用させるかという視点で臨めるようになり、それぞれの授業で相乗効果が出てきた気がします。

法政大学大学院の魅力

交通至便で、自宅からも会社からも近いということは、学校選択にあたり大きな魅力でした。また、学び始めてみると、少人数での講義が多く、先生との距離が近いことにも驚きました。常に、学問的な好奇心を高められる環境にあり、自身の努力で多くのものが得られる贅沢な環境です。

また、先生のみならず、受講生、ゼミ生との距離も近く、純粋に、学ぶ者同士として支え合っていける楽しさを実感しています。

大学院で身についたこと

市民としてのリテラシーが圧倒的に高まり、これまで公共圏で、まるで一消費者のように振る舞っていたことを反省しました。

大学院で学んだ公共哲学の視点、「公・公共・私」の関係性は、企業における「組織・職場・個人」との関係とまったく同じで、「よい社会」、「よい組織」の成立を同様の枠組みで考えられるようになった気がします。

社会の課題を解決するプレイヤーのなかで、企業(とそこに勤める人々)の果たすべき役割は、今後も大きくなるものと思われ、「株主価値の最大化」だけが企業の存在意義ではないということを、改めて認識したところです。

将来の夢

修士修了後に博士後期課程へ進学を希望しています。

将来の夢は、2050年の都市郊外をこの目で確かめること。「生きる場」としての「郊外集合住宅地」は再生されているのか、人口減少とともに縮退していくのか・・・。

現在の仕事内容について

グローバル・プロフェッショナル・ファームにおけるコンサルタント(約1,000名)の人材育成を担当しています。

仕事と研究の両立について

修了に必要な単位を早期に取得するため、M1の間は、会社と職場の協力を得て週3日早退し、6:30pmからの授業に参加しています。土曜日は朝から授業とゼミです。

M2に進級した後は、自身の研究活動時間を増やす予定です。

学費について

現在の学費は、大学院という環境から得られるものに対して、まったく高いと思いません。蓄えから捻出しました。

page top

高橋 啓(タカハシ ヒロシ)さん

高橋さん

公共政策研究科 公共政策学専攻 博士後期課程2012年度修了

-研究テーマ-
公共サービス提供、特に公立病院事業の管理・運営

大学院進学を考えた理由・時期

  • 2008年3月に政策科学研究科修士課程修了後、日常業務のみの生活に味気なさを感じて。
  • 修士論文の内容を基に、より実践的な内容に深化させたいと考えて。

学んだ研究内容

  • 公共サービス事業の多面的な性格
  • 自治体の管理体制 など

法政大学大学院の魅力

  • 指導教員のきめ細かい指導。博士論文作成のスケジュール、構成、学会発表などに関してきめ細かいアドバイスをいただき、比較的順調に博士論文を書き上げることができました。
  • 都心立地のため、通学に便利であるとともに、研究会などで集まりやすい点。
  • 他研究科も含めて、教員・院生の交流が盛んで、研究の刺激を得ることができました。
  • 充実した図書館があり、資料の収集がスムーズにできました。

大学院で身についたこと

  • 在籍中に銀行員から大学教員へ転職したため、大学院の中での教員とのやりとり(ゼミの進め方、論文指導など)は、大変役立ちました。もちろん、大学の学部での教育と大学院とでは学生の取組姿勢が違いますが、教員サイドの心構えとかスケジュール管理の方法、そして何より、レポート作成の方法などは大変役立っています。

将来の夢

  • 学部や大学院で指導した学生と一緒に共同研究を行い、その成果を本にしたいと思っています。

現在の仕事の内容

  • 大学で「経営学基礎」、「国際経営」などの経営学系科目を講義する外、大学院では修士課程の論文指導も担当しています。

仕事と研究の両立について

  • 転職前は17時以降と休日に、共同研究室を活用して集中的に本を読みました。時間の捻出という意味では苦労しましたが、場所の切替ができたので、それなりに集中して研究できたと思っています。転職後は研究が仕事の一部になったのですが、講義での担当と博士論文の研究対象が異なっており、時間の捻出も頭の切替にも共に苦労しました。金沢と東京の間を月2回往復していましたが、その電車の中が貴重な研究時間でした。

学費について

  • 学費は「お値打ち」だと思います。特に、博士課程では20万円/年の補助を頂戴していたので、ほとんど負担感はありませんでした。