教員紹介

粟飯原 文子

教授 AIHARA Ayako

教員紹介

こんな研究をしています

英語圏・仏語圏アフリカの文学、特に小説を中心に研究しています。
そのほか、アフリカの映画や音楽についても学んでいます。

こんな成果を挙げています

共著

『グローバルヒストリーとしての「1968 年」――世界が揺れた転換点』ミネルヴァ書房, 2015 年.

論文

「移動をめぐるアフリカの物語」『思想』岩波書店, 2017年8月号.
「アフリカ文学が紡ぐ「いま」 第1回 アフリカ文学とはなにか ――五〇年後の始まり」 『思想』 岩波書店, 2018年10月号.
「『崩れゆく絆』の余白――ヴィクトリア時代の黒人宣教師 」 『ヴィクトリア朝文化研究』16号,2018年11月.
「アフリカ文学が紡ぐ「いま」 第2回 メイド・イン・アフリカの可能性――アフリカの出版の未来」 『思想』 岩波書店,2019年6月号.
「アフリカ文学が紡ぐ「いま」 第3回 アフリカをクィア化する/クィア化するアフリカ――クィアアフリカ文学の波」 『思想』 岩波書店, 2019年12月号.

翻訳

ヴィジャイ・プラシャド『褐色の世界史――第三世界とはなにか』水声社, 2013年.
アルンダティ・ロイ『ゲリラと森を行く』以文社, 2013 年.
チヌア・アチェベ『崩れゆく絆』 光文社古典新訳文庫, 2013 年.
ウォレ・ショインカ「狂人と専門家」『紛争地域から生まれた演劇7』国際演劇協会日本センター, 2016 年.
チゴズィエ・オビオマ『ぼくらが漁師だったころ』早川書房, 2017年.

その他

「脱植民地化とネイションの形成」『現代地政学事典』丸善出版, 2020年.

ほかに、こんなジャンルに関心をもっています

  • アフリカのポピュラーカルチャー
  • パンアフリカニズムの歴史・思想
  • アフリカ哲学
  • 旧植民地世界の文学
  • アジア・アフリカ・ラテンアメリカ(いわゆる第三世界)の連帯の歴史

こんな授業を行なっています

多言語相関論IA(春)/IB(秋)
さまざまな地域・言語圏の文化/文学を読解、分析するための理論と実践方法を学びます。
今年度はアジア、アフリカ、ラテンアメリカの文学作品(短篇・中篇小説)を主に日本語訳で読んで、文学批評・理論に触れます。

学会や社会でこんな活動をしています

翻訳が好きです。重要な作品、おもしろい作品を日本語で紹介できるように頑張りたいと思っています。
今年は(うまくいけば)3点の翻訳書の出版を予定しています。