ディベートで学ぶ日米開戦

2019年06月26日

法政大学学生センター・課外教養プログラム(法政大学後援会補助事業)

ポスター

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日時:2019年6月26日(水)16:50~18:30
場所:市ヶ谷キャンパス 外濠校舎5階 523~526会議室
概要:

1.参加者数

  12名

2.KYOPROスタッフによる実施報告

6月26日(水)、課外教養プログラム「ディベートで学ぶ日米開戦」を実施しました。

このプログラムは暗記のイメージが強い歴史となかなか知る事が出来ない歴史的事実の背景を、ディベートを通して学ぶもので、講師には本学法学部国際政治学科の教授である、高橋和宏先生をお招きしました。

 当プログラムは高校までの歴史は受験を見据えた暗記中心の授業が多く、出来事は知っていてもその背景を考える機会は少ないという事から歴史的事実の背景について参加者同士で考えて頂き、歴史の奥深さや面白さを体験してもらうという事を狙いとしました。

そこで、太平洋戦争の開戦を決定した御前会議を題材に参加者が陸軍や外務省の立場になりきって模擬体験し、開戦するか否かを参加者同士で決定してもらう当プログラムを立ち上げました。御前会議を題材とした理由は太平洋戦争を知っているものの、なぜ日本が戦争に突き進んでしまったのか、その背景を知っている学生は少ないと考えたからです。

当プログラムでははじめに御前会議が開かれるまでの背景について講師より簡単に講義していただきました。今回参加者は日中戦争のさなかアメリカが日本への態度を硬化させたことをうけ、日本がどのような策をとるか考えるというテーマで陸軍役と外務省役に分かれ、日米の経済力差や地図の載った資料をもとに話し合い、意見を固め、御前会議の会場を模した中央のテーブルに移動し陸軍役と外務省役でディベートを行いました。

次に1回目に行ったディベートを踏まえ、講師が新しい設定を提示し、再び各グループで話し合い意見を固め、ディベートを行うというサイクルを2回繰り返し、最後に天皇役である講師が、双方の意見を元に最終判断を下しました。

ディベートの結果、史実と大きく異なり日本はアメリカの要求の大部分を受け入れ、平和的解決を目指す事となりました。その後講師よりなぜ日本が戦争に突き進んでいってしまったのか史実とその背景を解説して頂いた事で、参加者は史実とディベートの結果との相違点から外交の難しさや当時の歴史的背景についてより深く知る事が出来たのではないでしょうか。また、参加者全員が積極的に発言をする等活発な議論をする姿が見受けられました。アンケートでも好意的な意見を頂き、満足度の高いプログラムを実施する事が出来ました。

 

【報告・KYOPROスタッフ】中山 大輔(経営学部・市場経営学科2年)

講師からの説明

講師からの説明

各グループに分かれて話し合う様子

各グループに分かれて話し合う様子

ディベートでそれぞれの立場を話し合う様子

ディベートでそれぞれの立場を話し合う様子

集合写真

集合写真